着物と茶道 日本の文化ブログ

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茶道稽古 6月1回目

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軸  【竹 葉々起清風】 大徳寺派細合喝堂

花  桔梗 段菊 野花

菓子 びわ(福助堂製)

稽古 台点目 初炭 後炭 包帛紗 薄茶(瓢棚)

 

 

IMG_20180624_0852006月は、終盤にお稽古日を設定したので、皆さんとお会いするのも、久しぶりになりました。

出産を終えた、朝美さんが4か月ぶりに早くも復帰され、元気な姿を見せて
下さいました。

四科伝のお稽古をされる方も増えてきたので、自分のお稽古だけではなく、
見せて貰う事も出来て、二回分の勉強が出来ますね。

小習いと違い、お道具を尊重したお点前なので、難しい点もありますが、回数を重ねて、身近に感じられる様にしていきましょうね。

 

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IMG_20180624_114628涼やかに、瓢棚を使っての、お薄も
しました。

真塗り中棗での包帛紗のお稽古も
して頂きました。

大阪北部地震

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久しぶりに、怖い思いをしました。

丁度、キッチンで、片づけをしているタイミングだったのですが、ガタガタと音が聞こえ始めました。

思わず、茶道具がどうなるのかな・・・と水屋がある縁側に目を向けると、揺れている気配な無し。

23年前の阪神大震災時に、観音開きの扉が開いて、小さな食器達が沢山こぼれ出た経験のある、同じ食器棚の中も、動いていない。

そのうちに、音がおさまり、胸を撫で下ろした事でした。

偶然にも、2日前に行った、同窓会が、日曜日の計画で無かった事に、何か分からないけども、良かった・・・と。

1日ずれていたら、東京からの参加者に影響が出ていたし、彼女を一心寺に案内する事も出来なかった、と思うと、被災された方には申し訳ないけども、私達にとっては、混乱を免れた事でした。

同窓会者や、親戚に、無事の連絡をし合って、家の中の点検に回ると、3階の箪笥部屋にある和箪笥の観音開きの扉が少しだけ開いて、帯結びに使う改良枕が一つ、ポロンと落ちていました。

幸いにも、我が家の被害はこれだけ。
何とも可愛いらしい光景でした。

何の地震対策もしていない我が家は、どうしたらいいものか・・・

 

同窓会

IMG_20180616_121151今日は、3年振りの同窓会を我が家で行いました。

3年前には参加出来た、東京の君が、今回は、病気療養中の為、
不参加だったのですが、前回来れなかった人が参加出来、
同人数が集まれました。

1年前からの計画でしたが、6時間半の時間は、あという間に
過ぎ、とにかく、集まれたことだけが、嬉し楽しい限りでした。
2~3才若返った様な気持ちになりました。

 

次回は、東京在住者に合わせて、関東で・・・という事になりましたが、東京の君、病気を乗り越えられる事を願っていますよ・・・

「来年は、若くはならないから・・・」と言って、一人でも東京から参加してくれた真紀ちゃん
ありがとうね・・・お疲れさんでした。

翌日、ご両親が祀られてある、「一心寺」まで送って行けて、私も胸の内がすっとしています。

知り合った時には既にお母様は、天国だったのに、いつも、貴女の口から、お母さんの話を聞いているうちに、お会いした事が有る様な気持ちになっていましたが、今回、お父様にだけ数回お会いしていた事が、判明しました。
地方から出ている私達は、大阪にある貴女のお家に時々お邪魔させて頂きましたね。
懐かしい思い出です。

今回一緒に一心寺まで行けて、一緒にお参りが出来た様な気がして・・・
年を取ると、こういう事も気になるのですよね。

次回、2年後と設定した同窓会、今度こそ、全員で集まれるといいですね・・・

 

 

茶道稽古 5月(2回目)

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軸  【花びらの垂れて静や花菖蒲】 高浜虚子

華  小判草 沙羅

菓子  せせらぎ(福助堂製)

稽古  唐物 続薄茶 流し点 初炭 後炭

今日は、野草の中でも珍しい小判草を入れる事ができました。
小判に似た形の小穂をつけるところから名付けられたそうですが、犬の
散歩途中で見つけたものです。
雑草としてみられやすいですが、茶花としたら、とても素敵です。
自画自賛ですが、本当に野に咲く花を入れられて、朝8時からのお稽古も楽しく開始出来ました。

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今月は、前川さんが、1回だけの参加という事で、難しい唐物も含め、2回分
お稽古を頑張られましたが、北村さんもそれに習って、来月分を居残りして、頑張ってお稽古されました。

皆さん、お稽古内容が深まってきているので、
私もしっかりと勉強せねばです。

一緒に頑張りましょうね。

永沢寺 牡丹園

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この二か月体調不良が続いていましたが、ようやく元気が戻ってきたので、今日は早朝から、
三田市永沢寺の ぼたん園に行って来ました。

 

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今月中旬まで開園というパンフを見ていたので、何も気にせずに
出掛けましたが、ここでも今年は早くに咲き終わった様で、既に閉園に
なっていましたが、その代わりに、無料で園内を散策する事が出来ました。

園内にいる人は、次ぎの菖蒲園開催の為の準備として、
草抜きを手作業でされている方達だけで、人気の無いひっそりとした園内を、
遅咲きの牡丹をゆっくり見ながら、楽しんで来ました。

遅咲きのシャクナゲも多種あり、閉園していたとはいうものの、逆にゆっくりお花を愛でる事が出来、よかったかなと・・・

 

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帰りに、桐の花を見つけ、あまり町では見られない花なので、写しておきました。

外に出たい、と思える気持ちこそ、
元気の証なのだな・・・

しみじみ感じています。

お出掛け会

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今日は、大阪新歌舞伎座での梅沢富美男さん・香西かおりさんの公演を見に行ってきました。

雨の予報だったので、心配をしましたが朝は、ほとんどの方が、お着物で参加されました。

一部/時代人情芝居(出世の稲川)

稲川の発音が私達川西お隣、猪名川と聞こえ近親感を持ちながら見せて頂きました。

二部/歌謡ショー

懐かしい無言坂や、夢芝居を聞かせて頂きました。

三部/華の舞踊絵巻

梅沢さんの女形は、とても綺麗でした。

香西かおりさんのお着物も素敵でしたが、着付けも綺麗にされていて、さすがだな・・・と感心致しました。

かつて、私自身も踊りの舞台衣装の着付けもさせて頂いていたので、一つ一つの帯結びも丁寧にされている事や、
早着替えが、見事になされている事に、感動致しました。

久しぶりに、一流のプロの世界を見せて頂いた一日でした。

チケットの手配から、お世話になった新歌舞伎座営業課の阪本さには、お出迎えから、お見送りまでお気を使って頂き
本当に有難うございました。

又、機会があれば、行かせて頂ければ、と思いながら、帰ってきました。

茶道稽古 5月(1回目)

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軸  【千里同風】

花  姫シャガ 山ぼうし 春丁子

菓子 深山つつじ(上政製)

稽古 初炭 後炭 続薄茶 流し点 盆略 千歳盆 茶箱雪

 

 

IMG_20180506_122908_20180508154559今朝は、早起きして、サクランボを収穫しました。

4日間、島根の実家に帰省している間に、既にかなり落ちてしまっていたの
ですが、可愛く色着いた実が採れたので、お稽古に来られた方に味見をして
頂きました。

お稽古日の予定を合わせる事が難しい大壁さんが、今日は参加出来、何と、
2回分のお稽古をして帰られました。

先月、気候の大幅な変化に伴い、急きょ炉から風炉に切り替えたので、
今日は、風炉としたら、2回目のお稽古だったので、難しい柄杓の扱いが、
皆さんスムーズに出来て、安心致しました。

次回も頑張りましょうね。

知恩院 献茶式

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御忌大会(ぎょきだいえ)

法然上人がお亡くなりになられた日を期して行われる忌日法要で、知恩院で一番大きなかつ重要な法要に参加してきました。

裏千家の大宗匠も御参列の上、雅楽も生演奏で、厳かに法要が営まれました。

 

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今朝は、早くから、京都に出向き、まず一席お茶を頂いてから、献茶式に臨みました。

今日は、名代の方のお献茶と思っていたのですが、大宗匠も来られていて、3月30日の文化講演会でお目に掛かって、1か月後に又お会いできるとは、有難い事でした。

まだお若いお孫さんが、立派にお献茶をされ、そっと後ろで見守っておられました。

普通のお茶会のお点前とは違って、お献茶は、参列する者の心も洗われる様で、身が引き締まります。

 

 

 

 

【真葛庵】

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 早くに行ったお蔭で、初席に入れて頂きました。

軸  【松声含慶音】

花  延命草

薄器 白檀塗折溜

茶杓 銘 うららか

菓子 胡蝶(七条甘春堂製)

茶  竹浪の白(松籟園詰)

 

 

【白寿庵】

茶室の窓から見える景色が、まるで額に入った絵画のようでした。

 

【和順会館 福席】

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 花  山錦木 羅生門かづら

 我が家の庭でも、今、錦木が花をつけているので、見入ってしまいました。

菓子  葉桜(千本玉寿軒製)
なんと、ヨモギ味のきんとんでした。初体験でした。

茶  長久の白(祇園辻利詰)

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茶道稽古 4月(2回目)

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軸  【柳緑花紅】

花   黒蝋梅 小手毬 鳴子百合

菓子  あやめ(福助堂製)

稽古  吉野棚での濃茶・初炭・後炭・茶箱雪

 

今日は、夏日になるという予報を聞いて、前夜急遽、炉を閉めて、風炉に設えを変更致しました

朝のうちはまだそれほどでもありませんでしたが、風炉に替えたという事で、やはり爽やかな空気の中で
お稽古が出来ました。

従って、皆さん予習無しの、いきなり風炉お点前への突入でしたが、さすが、自然に手が動いて行かれる事に、
私自身が嬉しく思いました。

欠席の方もありましたので、時間的にもゆったりとしたした一日でした。

 

 

DSC_2669庭の花達も一機に咲いてきているので、色々見せてあげたいところでしたが、珍しい
黒蝋梅、長年掛けて育てた鳴子百合、とても愛らしい子手毬を選びました。

玄関には、大手毬を入れていたのですが、皆さんが来られるまでにぼたんも開花し、
これは是非玄関にと、急ぎ持って行くと、大手毬の存在が薄れてしまいましたが、
牡丹の豪華さには仕方ない、と身を潜めてくれています。

香もゴージャスで、一輪でも、最高の香りを醸し出しています。

さすが、「花の中の花」と言わぬばかりの存在感です。

 

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アミは、水屋を占領して準備や片付けをされる方の邪魔をしておりましたが、そのうち居心地のいい場所を見つけた様で、二人の方の鞄の間に入って「この鞄は私の物よ。」と言っているようでした。

茶道稽古に来られる方とのコラボは、いつもの事ですが、鞄に挟まれ、うっとりしている姿が撮れました。

まあまあ、そこの陽だまりで、ゆっくりお昼寝でもしていて下さいね。

着付け教室 新学期

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春の卒業・入学シーズンの繁忙期を無事に終え、今年度の新学期を迎える事が出来ました。

と言いましても、長期のお休みの後の教室再開時は、いつも、お休みの方が多いのですが、

今日もご多分に漏れず、3分の1の方が欠席でした。

それでも、1か月余りの春休み後の再開で、元気な皆さんとお会いが出来て、よかったです。

8日に、指導者5人が集合して、こちらも恒例になっている教室の大掃除を終わらせ、気持ちよく、
教室開きをする事が出来ました。

只、私自身が、長年右足の甲に持っていたイボを、近年大きくなってきていたので、4日に病院で、
切除をして貰ったら、術後の経過が悪く化膿し始めて、何とか、足袋、草履は履けたものの、鎮痛剤で痛みを
コントロールした状態での再開になってしまいました。

1週間で完治する予定だったのに、怪しい動きの中でのスタートでした。

来週までには、化膿から脱出できるのか・・・
早く治って欲しいよ~~~
こんな小さな傷でも、一人前に痛みを発信するのか・・・
と、少しイライラしながら、病院に行ってみると、顔半分を火傷でケロイドになっている男児を見かけ、
可哀想に、こんな傷位我慢、我慢と自分に言い聞かせながらも、思う様に動けない自分に腹立たしさを感じてしまう。

少しの時間、庭に出て、綺麗に咲いてくれる花達を見て、思う様に動けない自分の慰めにしています。

 

黄色のモクレン(エリザベス)が、今年は、30個以上の蕾を付けて咲いています。

も、1か月は早い開花です。

今年も、花筏も健在ですよ。

今年度も、新しい美容院さんからのお仕事も頂いて、好発進です。
年齢を重ね、段々頼りなくなるリーダーですが、既にやるべきことは、決まっています。

1年間、一緒に頑張りましょうね。