着物と茶道 日本の文化ブログ

カテゴリー別アーカイブ: 着付けと茶道ブログ

義母の13回忌

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今日は、義母の13回忌法要を、菩提寺である加古川の「真福寺」で営んで頂きました。

7回忌は、自宅で行いましたが、千葉に住む義姉家族が中々お寺に行く機会が持てないところから、今回は、お寺で
させて頂きました。

天気予報では、雨でしたが、お寺に着く頃には、雨も上がっていて助かりました。
本堂での法要が終わり、寺院内にあるお墓でお経を上げて頂く頃には、晴れ間こそ見えませんが、空模様を気にする
事も無く、義母が天気予報まで変えてくれたように思えました。

私にとっては、毎年4回はお墓参りに行くお寺で、見慣れた景色なのですが、久しぶりにお参り出来た義姉が、
記念写真を撮りだしたら、私まで連鎖してしまいました。

いつもは、夫と二人でのお墓参りですが、今日は、賑やかにお参りが出来て、義母もきっと喜んでくれている事と
思います。

皆さん、有難うございました。

お疲れ様でした。

明峰高校 浴衣着方講習会

 

 

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今日は、毎年恒例になりました、
明峰高校へ浴衣着方指導に行って参りました。

今年は、男子もいらっしゃるという事から、吉村さんにも手伝って頂いての講習会でした。15名の女子に
交じって、一人黙々と角帯の練習をされました。

女子も皆さん、素直なお嬢さん達ばかりで、始めに少しだけお話する講義にもきちんと、耳を傾けて下さっている様子が、とても嬉しかったです。
そのせいか。理解が早く、着付けと帯結びと、2回ずつ出来ましたが、2回目は、
スラスラ一人でされている方が、多かったです。
高校生活の思い出の1ページにして頂けたら、嬉しいです。

来年は、どんな生徒さんが待っていてくださるのでしょうか・・・

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茶道稽古 11月(2回目)

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軸   【閑座聴松風】

花    絞り西王母 ヤマボウシ

菓子   猪の子餅・野路菊(上政製)

稽古   行の行 盆点 重ね茶碗 盆香合 薄茶(杉棚) 茶箱月

我が家の庭で、今一番に綺麗に赤くなっている葉は、ヤマボウシです。

椿の色づいているものは、絞り西王母だけなので、先週に引き続き今週もおなじ物を入れました。
今年は、この絞り西王母が、沢山蕾を付けてくれているので、助かります。
沢山、花や実を付けてくれる年もあれば、お休みの年もあり、で自然と向き合っていると色々楽しみです。

今週も初釜に向けて、皆さん、熱心にお稽古をされました。

目標があると頑張れますね・・・

着付け教室

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11月に入り、着付けの練習には丁度いい季節になりました。

当教室は、レベルに応じてクラスを3~4クラスに分け、各クラスに担当指導者が付き、少人数制できめ細かな指導をさせていただいております。

今日のお昼のクラスでは、シニアクラスの方が男子着付けの練習をされたのですが、あまりにも格好良く男装
出来たので、思わず、写真を撮らせて頂きました。
70才を前にして着付けのお稽古始められた河村さんは、ゆっくりでも納得のいくように、毎回熱心にお稽古を
されるので、確実に腕を上げて来られました。
周りからは、「今、着付けにはまっている」と言われるくらい、水を得た魚の如く、生き生きとお稽古をされて
います。

応用クラスの方々は、振袖前撮りに向けての練習に力が入ります。

集って下さる生徒さん達が、一歩ずつ着実に力を付けて行かれ、一緒に、又一人立ちして一人で出張着付けに行かれるくらい成長される姿を見るにつけ、我々指導者も嬉しくなります。

【細く 長く】をモットーに運営している教室ですが、皆さん、本当に長~くお稽古を続けて下さるので、
指導者冥利に尽きます

これからも、共にお稽古に励みましょうね。

七五三参りのご家族

  1. 多田神社 に対する画像結果

    1. 多田神社 に対する画像結果

       

       

      今日は、七五三参りに行かれるご夫婦の着付けに行って参りました。

      着付け教室に来られている方なのですが、今妊娠中なので、という事のご依頼でした。

      ご主人様も大島を着られてのお参りで、3歳のお嬢ちゃんと3人揃ってのお着物姿は、
      「幸せ家族」、そのものの様でした。

      秋晴れの最高のお天気の中、多田神社にお参りに行かれました。

      やはり、11月は気候もいいし、着付け依頼が多くなります。

      嬉しい限りです。

      是非、お正月には、ご自分の手で旦那様に着せてあげて下さいね。

茶道稽古 11月(1回目)

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軸   【瑞気満堂】

花    絞り西王母 錦木

菓子   猪子餅(上政製)

稽古   行之行 盆点 杉棚での薄茶 後炭 茶箱雪

 

無事に炉開きが迎えられました。

10月は、何かと忙しく、ブログ更新も出来なかった様で、久しぶりの更新です。

前日に、早咲きの椿が咲いていないか、庭の中を探し回り、何とか鳥さんに突かれる事を免れた、絞り西王母が
一蕾あり、見つけられる前に、取り込んでおきました。
朝は、蕾だったのですが、午後には段々と開いてきて、花芯が見えてきました。
蕾で切った椿は、冬になると、中々開くところまでいかないですが、まだまだ暖かな証拠です。
ご機嫌よく開き、中を見せてくれました。

又、上政の猪子餅は、見た目はあまりよくないですが、一口食べると、最高!!!
表面は、シナモンの香で、切ると、栗が飛び出し、口に入れると、ニッキの香。
何とも絶妙なお味でした。

来年からも、猪子餅は、上政に決まりです。
夫手作りのスィートポテトと共に、季節感のあるお菓子の準備が出来ました。

皆さん、初釜に向かって、お稽古頑張りましょうね。

10月茶道稽古(1回目)

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軸   【東籬佳秋色】

花   浜菊 ほととぎす トクサ

菓子  実りの秋(上政製)

稽古  中置(盆香合 後炭 薄茶 続き薄) 茶箱月 茶箱雪

 

空調が不要の一番いい季節になってきました。

10月には、一年のうち、一か月だけ、お客様に火を近づける「中置」のお点前をします。

今日は、本当に中置でのお点前が相応しい気候で、中置の意味がよく理解できる日となりました。

不思議なものでほんの少し、位置が変わるだけで、景色を含め、全てが変わってきます。

茶道では、四季それぞれを楽しむ事が出来て、今日も美味しいお茶とお菓子も頂けたことでしょう。

少し早いですが、壺飾り紐の練習もしました。

 

茶道稽古 9月(3回目)

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軸  【掬水月在手】

花  秋明菊 段菊 金水引

菓子 月兎(上政製)

稽古  盆点 長板二つ置き(大津袋・四滴茶入れ)盆香合 茶箱雪

 

今日は、白秋明菊が始めて咲き、床花に使いました。
秋は、やはり、菊の季節です。
色々な種類の菊が咲いてくれるので、楽しめます。

稽古も、四科伝の「盆点」から始めました。
始めてお稽古された方にとっては、難しく感じた事だと思いますが、直ぐに慣れてこられると思います。

来年の初釜時に発表出来る様に、年末に掛けてのお稽古を頑張りましょうね。

久しぶりに、上政さんの上用饅頭を頂きましたが、とても美味しかったですね。
又、買ってきますね。

奥伝稽古

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昨日に引き続き、今日も茶道稽古でした。

荒木先生に来て頂き、【真の行】 【大円真】と難しい点前を続けて見て頂きました。

最高の格のお点前なので、お台も【尼崎台】を使いました。

何度も何度も繰り返し見て頂き、ようやく、分かり掛けてきた点前です。

お家元稽古に行かない限り、一般で出来る点前は、ここまでですが、それでも、細かな所作には、
その時々で疑問点が出てきます。
その度に、先生に確認したり、上の先生に聞いて頂いたりして、何とか、まとまってきた気がします。

このお点前を、うちの社中に受伝出来る日は、いつになるでしょう。
そう遠くない日に、その日がくる事を願っていますが、その日まで、私も益々精進したいと思います。

茶道稽古 9月(2回目)

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軸  【帰去来】

花   桔梗 段菊 アメジストセージ 芒 金水引 白水引 赤水引 秋明菊

菓子  菊 桔梗 (福助堂)

稽古  且座 長板薄茶(四滴茶入れ) 長板濃茶(大津袋) 後炭 茶箱(雪)

 

台風も被害無く、通り過ぎてくれたので、今日のお稽古予定の方は、全員揃って、
七事式の且座を行う事が出来ました。

且座のお稽古を始めて3回目になるので、準備も全員で出来、一座に要する時間も少しずつですが、
短縮されてきました。
難しい且座がスラスラ出来る様になるには、まだお稽古が必要ですが、少しずつでも、
皆さんが慣れてきて下さっているので嬉しいです。
花を入れ、炭を次ぎ、お香を聞き、いよいよお茶を服する、一連の流れをスムーズに席中全員で行う七事式は
経験を必要とします。
引き続き、お稽古していきましょうね。

ままごとの様な、お道具、四滴茶入れも秋に相応しい、瀬戸焼をだしてみました。(黄瀬戸 志野 織部 古瀬戸)

又、今日は、極力、お休みしないよう、二人の方が、2回分のお稽古をこなして帰られました。
続けて、しようと思うと、集中力を持続させる事が大変だと思いますが、皆さん、頑張って下さるので、
私も張り合いがあります。

色々な内容のお稽古をする為には、前日の準備にも時間が掛かるのですが、社中の方々も、
楽しんでついてきて下さるので、私も厭いません。

一年、早いもので、初釜の話題も出た中、お稽古を終わりました。