着物と茶道 日本の文化ブログ

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茶道稽古 2月(2回目)

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軸  【君火を焚けよきもの見せむ雪まろげ】 芭蕉句

花  鶯神楽 太郎冠者 侘助

菓子 菜の花(福助堂製)

稽古 釣り釜での初炭 後炭 絞り茶巾点前 花点前 四科伝/唐物

 

集いの後、始めてのお稽古でしたが、皆さん、熱心に季節物の絞り茶巾点前を中心にお稽古されました。

谷畑さんと、梶さんは、昨秋に許状申請した四科伝にいよいよ突入でしたが、よし子さんが
お休みだった為、お手本が無い中でのお稽古になりましたが、和物と唐物との違いをしっかり
意識しながら、できたのではないかと思います。
教本が無いので、難しいですがしっかりノート整理して下さいね。

皆さんが、茶道を熱心に、又楽しくお稽古をして下さっている姿に、私もとても嬉しいです。

袴の練習

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今日も朝から雪の散らつく寒い日でした。

風邪をひかれている方も多くでしたが、珍しく、朝の部は全員集合で、どんどんお部屋も
熱気で暖かくなるほどでした。

夜の部の中級クラスの方々は、シーズンに合わせて袴の練習をされましたが、吉田さんの持って
来られたお振袖が古典柄でとても素敵でした。

今日は、井村さんのお誕生日だったそうで、大学の卒業式依頼の袴を着せて貰って、
素敵な吉田さんの着物も彼女にもよく似合っていて、思わず、写真を撮らせて貰いました。

袴着付けの依頼を受けている方もあり、又、私の方で受け持っている大阪大学の卒業式も近づいて
来ているので、これから暫くは、袴着付けの練習が増えてきます。

各自、目標の卒業式に向けて、練習頑張りましょう。

楽家一子相伝の芸術

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京都国立近代美術館で開催されている、【歴代楽家】のお茶碗を見て来ました。

社中の井村さんから、「是非見に行って」、と言われていたのですが、行けるのは、今日だけ、
とお天気もよかったので、思い切って夫とのドライブも兼ねて出掛けてきました。

年齢と共に、中々京都まで足が向かずでしたが、我が家での【集い】の後、やはり私の中にも本物を見たい
という思いにも駆られていました。

10年前に、初代長次郎の素朴な中に力強い茶碗にお目に掛かって以来、憧れを持っていた茶碗は、
やはり私にとっては、どの歴代の物より引かれるものがあって、今日も、そのお茶碗の前に何度も足を運びました。

本物を見せて頂いた喜びと同時に、今回の発見は、「一子相伝」とは、各代の方々が親から教わるのではなく
又、親の持っているものをそのまま受け継ぐだけではなく、各々方が、ご自分の模索の中で完結出来るものを、
今を生きている証を作っていかれる、という事だという意味を教えて頂きました。

【楽焼は、長い伝統を有していますが、それは伝統という言葉では片付けられない、不連続の伝統である】
パンフレットより

【私が生きている間に、これほどの展覧会は、二度と出来ない】 15代楽吉左衛門

思い切って来てよかった。
偶然にも、私の師匠ー荒木先生と美術館の中でお会いしました。
又、レストラン cafe・de505 の手打ちスパゲッティもとても美味しく幸せでした。

健康ボーリング

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昨年の4月に、夫と一緒に健康ボーリングクラブに加入して依頼、本日、初めて一位に輝きました。

今日は、始めの練習の時から何だか調子がいいな・・・とは思っていたのですが、レーンとの相性も
良かったのでしょう。
3ゲームトータルで、564点という成績でした。

ハンディキャップもあるので、全くの実力だけでも無いのですが、それでも、男女混合の中で、参加出来る事だけを
第一優先に考えている私にとっては、思いもかけない表彰で、驚いてしまいました。

秋は、仕事に追われ、あまり参加すら出来ず、体調もすぐれない状況の時もあり、久しぶりにボールを投げてみると、
めちゃくちゃで、特訓を受けた日もありましたが、やはり大切な事は、めげずにコツコツ努力する事ですね。

仕事優先で、行けない日もありますが、ボーリングを通しての友達も出来てきたし、これからも、
心身共の健康維持の為に、続けていきたいと思っています。

 

 

犬の散歩再開

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1か月、東京暮らしをしていた、お向かいの2匹の犬(牛丸君ジロー君)が帰阪して来ました。

久しぶりの散歩は、犬が喜ぶだけではなく、私達夫婦も、1時間余り、笑いっぱなしで、本当に楽しい散歩になりました。

お蔭で、しっかりお腹が空いて夕飯が食べられ、美味しくて、久しぶりにお替りするほどでした。

暫く、一緒にお散歩が出来そうです。

茶道に触れ合う集い

本日は、21名のお客様をお招きして、組紐 「綾の会」も協賛して下さり、
お茶会を行う事が出来ました。

茶道の事は、殆どご存じない方に、少しでも茶道の事を知って頂く事を趣旨に、今回が2回目の企画でした。

今日は、とても暖かく、3階の点心のお部屋は、暑いくらいでしたが、一時は、スタッフを含め、33名の方が、
我が家に集っていた熱気だったのでしょうか。

社中8名と、点心でお出しするお吸い物係りの夫も含め、きちんと出来るだろうか、と不安の中、
前日は、皆で家中の拭き掃除までして、身を引き締め迎えた朝でしたが、各人が自分のすべき事をきちんと行い、
綺麗なお点前を披露出来て、お客様に喜んで帰って頂けたようで、終了後は、皆が満足の笑顔でした。

今回の企画は、社中各人が、自主的に、色々考え、動いて下さり、お点前だけではない、皆さんの成長が見られ、
私の喜びにつながりました。

8月に季美さんにミニ展をして頂いた時に購入した着物に初めて袖を通し、ドキドキと新鮮さとの混在の中、
とても有意義な一日でしたね。

組紐「綾の会」の方の実演とお話しもあり、お世話になりました。

皆さん、お疲れ様でした。

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茶道稽古 1月(1回目)

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軸   【鶴舞千年松】

花   結び柳 赤目猫柳 初嵐 乙女椿

菓子  ねじり梅 (福助堂製)

稽古  長板での 初炭 後炭 薄茶 茶箱花点前

 

今日は、天気予報が的中して、何年振りかにみる大雪になってしまいました。

今年、1回目のお稽古を予定しておりましたが、地域によっては、来れない方もあり、気の毒でした。

断続的に雪が降る中、いつもは、バスや、車を使うところを、頑張って歩いて来られた方もあり、
出席出来た方は、「お茶の集い」に向かって、一生懸命、まるで受験生の如くに書き留めながら、お稽古をして帰られました。

又、今日のお菓子は、何故か格別に美味しく感じられ、お口に入れた瞬間、皆さんの口からも、
「美味しい・・・」と思わず声が出るほどでした。

いつもの半分程の出席でしたので、ゆっくりしていた関係から、「楽焼き」の話しで盛り上がり、社中の方達の成長に
喜びを噛みしめました。

来週は何とか、全員集合で、お稽古が出来る事を祈っています。

お正月の虹

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14時半頃に、突如、が出てきました。

丁度、我が家のリビングの窓から見える方向で、東側ですが、カメラで写しているうちに、あっという間に消えていきました。

気が付いたのが遅かったのか、虹が消えるのが早かったのか、あっという間の時間でしたが、とても綺麗でした。

お正月三日目の出来事で、嬉しくなりました。

2017年 お正月

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2017年も、変わらぬお正月を、有馬温泉で迎える事が出来ました。

有馬でお正月を迎える様になったのは、10数年前からになります。

私の足が悪かった頃、湯治の様に自宅から行きやすい有馬に行き、静かに身体を癒していた事から、お正月も
有馬で過ごす様になりました。
動物を飼っている身から、遠くには行きにくい、という思いもありました。
有馬温泉に興味を覚え、色々なホテルに宿泊してみましたが、大き過ぎず、ちいさ過ぎず、ゆっくり♨に浸かれ、
リーズナブルである事から、高額になるお正月は、 《メープル有馬》 ホテルに限るという思いで、
毎年同じ和洋室のお部屋を、次回の為に予約して帰ってきます。
代わり栄えはしないけども、いつも、お部屋に置いてある、「お帰りなさい」というメッセージカードに、落ち着きを感じます。

一昨日も、馴染みの社員さんに出迎えて貰って、夜は、この数年、ロビーコンサートは、女性だけのアカペラ 【キューティーハニー】 の歌声に耳を傾け、カウントダウン時には、和服に着替えたメンバーの歌声と共に、
シャンパンで乾杯を楽しんでから、眠りにつく。

今回は10時からの年越しそばは頂きましたが、元旦の朝の、鏡開きや餅つきには参加せず、
お部屋でゆっくり過ごしました。

いつも到着後、といいましても、自宅を出てから1時間足らずでホテルまで着くのですが、すぐに、町を歩いてみます。
ここにも我が家の楽しみがあるのですが、あちこちに猫がいるのです。
10キログラム近くあるであろう、「ルフィー」という雄猫も健在でした。
1昨年にはペアーの雌猫が亡くなっていて、残念でしたが、今回も、秋の有馬での火事が起きた店にも、
猫を飼っておられたのに、その猫の所在が分からず、数件の店の焼け跡だけを目にして来ました。

帰宅後、自宅近くの 【多田神社】 にお参りに行ってきました。

改めて、こうして、変わらぬお正月が迎えられる事に、感謝の気持ちを抱きながら、新年をスタートさせました。

一年の締めくくり

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今朝、目覚めてみると、お迎えの屋根に雪が積もっていました。(画像では分かりにくいですが)

初雪です。8時には消えていきましたので、僅かな時間の風情でしたが。今年度の仕事が、全て無事に終わり、今日ようやく師走を迎える気分です。

この1年を振り返り、例年の如く、バタバタと過ごして来たような気がします。

なかなか、理想とする形には届かない、と思うところが、私の至らない反省点なのかな・・・

来年は、今より一歩でも、理想形に近づける様に、意識をしてみたいですが・・・

庭の花達を見るのが、私にとって、とても慰めです。

12月の茶道稽古で茶花に使った、《うぐいす神楽》 が咲きましたよ。

まだ小さな苗の 《赤加賀八朔》 も一つだけ付けていた蕾が開いていました。

白侘助は、春に庭師さんに思い切った剪定をして頂いたので、今年は、花芽が少ないですが、可憐に咲いています。

万両も色よく、千両に負けず、冬の庭に彩りを添えてくれています。

蝋梅は、昨夜の風でかなり葉っぱが落ち、透き通る様な花びらが輝いています。来年は、この蝋梅の花のように小さく輝ける一年であります様にと、願いながら見つめています。