着物と茶道 日本の文化ブログ

観劇

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B9812A68-C35B-448E-AE0A-E7A224C458F1今日は、京都南座にお芝居を見に行って来ました。

久しぶりの南座、何年か前に2年以上に渡る耐震補強工事をされてから初めてになるので、内装も少し変わっているのかな・・・との期待も持ちながら出かけましたが、国の有形文化財に指定されているだけあって、重厚な建物は、変わらず、安心した次第です。

 

 

BEBACBFD-65F4-40D9-B264-143899AC4C20内部の造りは、建具に白木が多く使われ少し明るくなったようでした。

緞帳も新調されたものか、目新しく思いました。

今になり、生前の藤山寛美さんのお芝居も、見たかったな・・・と思っていたので、是非直美さんのお芝居も観たいと思って出かけました。

どれだけ破天荒なお芝居をされるのかな・・・と期待しておりましたが、今回は、かなりしおらしい女性を演じられました。

 

10kigeki_hon_omote_n【太夫さん】は、戦後演劇における傑作として半世紀にわたり愛され続け、戦後の時代に島原に生きる人々の姿がいきいきと描かれたものだそうです。

太夫さんが、普段、両ばさみを前で結ばれている姿など、初めて見る光景も勉強になりましたが、内容的には、島原という厳しい環境にあっても、愛情たっぷりの、ほっこりする内容のお芝居でした。

三林京子さんが、島原のお母さんとして適任の演技でした。

今日は、たまたま隣に熊谷真実さんが座られて一緒に並んで観る形になりましたが、マネージャーの方なのか、出演者に対して、一段とお大きな拍手を送っておられました。

又、機会があったらお芝居観賞に行きたいものです。