着物と茶道 日本の文化ブログ

茶道稽古 11月(3回目)

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軸  【東籬佳秋色】

花  ヤマボウシ 絞り西王母

菓子 織部上用(上政製)

稽古 初炭 後炭 茶箱花点前 色紙点 唐物 濃茶

今日の照葉は先週と同じくヤマボウシですが、色づきが進みました。

炉開きの月でのお稽古も今日で終わりです。

炉での炭は大きく、とても暖かく、暑い時間帯がある位でした。

電気での暖房のない時代は、この炭で暖を取っていたのだから当然です。

半年ぶりに、風炉の時のように、火が消えそうになる心配をしないで済む安心感の中で、お湯の沸く松風の音に耳を澄ます事が出来ました。

そんな中で、皆さん、美味しそうなお濃茶を練っていました。

今日は、裕子さんが、色紙点デビューで、末子さんが唐物デビューをする事が出来ました。

IMG_20241124_132515又、私が、落葉の着物を着て茶室に入ったら、直子さんが落葉の帯を結んで来られていたので、落葉ペアーで写真に納めました。

季節の装いも出来て、茶道を通して、色々と楽しめますね。

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日曜日夜には、毎週欠かさず見ている、NHKの大河ドラマ【光る君へ】に、たぶん【円文白虎朱雀錦】が映し出されました。

彰子様から、須磨・明石や大宰府に旅をするという紫式部に下至された胸に付けるお守りの裂地がそうだったのです。

瞬間的な映像だったのですが、間違いないだろうと確信できたのは、紫式部がこれから

西に南に旅をされるという流れだったので、白虎/西の守り神 朱雀/南の守り神が織り込まれたこの裂地が選ばれたのではないかという理由からなのです。

それを見た瞬間嬉しくなりました。

1000年を経た今も、茶道具として、私達も同じ裂地を使わせて頂いていると思うと、歴史の重みを感じました。

私と同じようにこのテレビを見ている、と以前から聞いていた真咲さんにリアルタイムでLINEを送り、感動を分かち合いました。

茶道ではまだま知らないことだらけですが、これからも知識を深めて行きたいものです。