着物と茶道 日本の文化ブログ

茶道稽古 12月(2回目)

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軸 【帰去来】

花  曙椿 白山吹

菓子 落ち葉拾い(香月製)

稽古 炭付き花月 濃茶付き花月 壺紐結び

 

今日も、10時に5人揃って、花月のお稽古をしました。
5人揃って集合すると、それだけで、何だか楽しそうで、皆さん意気揚々です。

しかし、中々5人が揃って動く事は、難しく、完璧には出来ないのですが、先週に続いての方も2名あり時間短縮も出来ました。
きちんとお勉強して来て下さった方もあり、今日はかなりスムーズに進みました。
もう一歩です。
壺紐結びも熱心に練習して下さる方もあり、安心致しました。

次回も、初釜に向けて頑張りましょう。

 

今日の菓子は香月製の《こなし》でした。
栗餡で美味しいでしたが、いつも頂く練り切りとは少し違う、と気付き調べてみました。

練り切りは白あんに求肥などのつなぎを加えて作るもの。

こなしは、求肥ではなく小麦粉を混ぜた和菓子です。

作り方としては、白あんに小麦粉を混ぜて蒸し、それをまとめます。

そこにシロップを加えて固さを調整し、揉みこなしていくのですが、この揉みこなす作業から「こなし」という名前がつくようになりました。

複雑な工程があることから、こなしは練り切りよりも手間がかかり作ることが難しいと言われていますが、粘り気の
少ないさっぱりとした味わいをしています。

こなしを立派に作ることができてこそ、一人前の和菓子職人と言われるほど。

いわゆる、和菓子職人にとっての登竜門とでも言うべき存在でしょう。