着物と茶道 日本の文化ブログ

浴衣でピアノ発表会

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今日は、彼岸の入りです。
例年お彼岸の頃は、お墓参りに行かれる方が多いのか、気候もよくなるせいか、とても車が込み合います。
そんな中ではありましたが、今日は、ピアノの発表会で演奏される中学1年生のお嬢様の浴衣の着装に
出掛けて来ました。
帯結びは、【夕顔】を結んで差し上げました。

前日のご依頼ではありましたが、今年は浴衣を着つける事も無く、夏が終わってしまったので、私も喜んで行かせて
頂きました。

ご依頼のお嬢様が出演される2部のほうだけ、厚かましく聞かせて頂き、小さなお子様から中学生くらいの方の演奏まで楽しませて頂きました。

お祖母様から頂かれた浴衣だそうで、着せている時には気が付かなかったのですが、子供さんらしく、袖丈が少し長めにしてある事が、ピアノを弾かれている時に気が付き、演奏中に少し腕が持ち上がった時に、僅かな事ではあるのに、瞬時、華やかで綺麗だな・・・と思った次第でした。

曲が【千本桜】だったので、和の曲想に合わせて浴衣を選んだと、主催者でもあるお母様が仰っていましたが、立派に堂々と弾きこなされていて、聞き入りました。

楽譜も無しで、一生懸命演奏される子供達がとてもいとおしく、コロナ禍にあって、今は何も無い、何も出来ない
中で、ピアノの演奏を聞かせて頂いた事がとても新鮮でした。

有難うございました。