着物と茶道 日本の文化ブログ

献茶式 お茶会

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今日は、西宮神社で大宗匠がお点前をされる【献茶式】があり、5名で出掛けて来ました。

今年は、前家元の【百寿】を記念すべき年でもあり、是非行きたい、と思っていたのに、始め、チケットが手に入らずに落胆したものでしたが、何とか5枚準備して頂く事が出来、全員着物でお出掛けして来ました。

コロナ以降、4年ぶりのお茶会も開催されたので、しかも点心も付いたお茶会でしたので、楽しみも倍増でした。

今朝は、全員頑張って早起きして、着物も着て、7時半には鼓滝駅に集合しての出発でしたが、やはり7時台は道が混みあい、会場に到着したら、既に125番の番号でした。

それでも、1席目は、スムーズに入る事が出来、お献茶の前に1服は頂く事が出来ました。

軸    【寿山有不老】で、今回大宗匠に、書き下ろして頂かれたものだそうです。

香合   堆朱(福禄寿)

花    シャクヤク

菓子   佐保姫(常盤堂製)

 

堆朱香合は、彫りの細かいもので、いつの時代の物でしょうか?
年代物でした。

19109献茶式は10時から始まる予定でしたが、私達の到着時には既に、大勢の方が並んでおられました。
献茶会場になるご本殿に行った際には、端しか場所は無かったのですが、それでも、結構、前の方で参列する事が出来、大宗匠の真近なお姿も拝見出来、何より、本殿での神々しいお点前の姿もしっかり拝見出来、思い出に残る一日となりました。

 

 

191112席目の茶席までは、少々時間を要しましたが、うちの社中の者のお友達が私を見つけて、声を掛けて下さったり、又、以前のお茶会の際に、同席だった方と偶然にも再開出来、おしゃべりが弾んだりした者もあったりして、その場の雰囲気を楽しむ事が出来ました。

大宗匠の20歳くらいは、お若く見える、又不死身のような生き方を見せて頂くという、同じ体験をした者同士、喜びを分かち合いながら、帰路に着きました。
私も古希を迎えたとはいうもののまだまだ未熟、という事は、伸びしろもあるのだと考え、精進していきたいものです。

9月の櫻井神社での献茶式にも是非行きたいなと思います。