11月2日㈯は、教室恒例の”秋お出かけ会”でした。
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今回訪れたのは奈良、麻の手織り体験~三段お重ランチ~
正倉院展と盛りだくさんの内容です。
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まず築120年になる中川政七商店に到着、麻の手織り体験とランチが頂けます。
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お店の奥に布蔵を改装したという”機場”がありました。
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そこで丁寧なご指導のもと、一人ずつ機織りを体験させて頂きました。
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両手両足を駆使して織るのです。興味深い体験でしたが、難しかったです。
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織るのも大変なのですが、その前に麻をさいて糸を作り、手で紡ぎ長い糸にしていく
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ことから、何からなにまで手作りなんだと、改めて気づかされました。
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さて、機織り体験の後は、お食事です!
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大和ポークのあられ揚げが豪華な三段お重ランチを頂いたら、次は奈良国立博物館、
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第65回正倉院展へ・・・お天気の三連休初日ということで、
奈良公園は周辺も賑やかでしたので、待ち時間が気になりましたが
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行列は流れていて程なくして入場できました。
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中に入ると、1200年以上も経ってるとは思えない、聖武天皇遺愛の品ー
鏡や楽器、衣裳、東大寺の仏具などが展示されていました。
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中でも私は23年ぶりに公開という”漆金薄絵盤”が印象に残り
それは、直径56cm,高さ17cmの蓮の花の形をした仏具で、お香の台座だそう |
・・・なんとも贅の極みです。
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金箔を貼った木製の花びらに花喰い鳥、獅子などが描かれ、
鮮やかなデザインにとても魅了されました。 |
天平文化を彩った至宝の数々に陶酔しながらお出かけ会はお開きです。
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今日一日を過ごしてみて・・日本の工芸品と国宝と品物は違えど、
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技をかけて大切につくり、継承や保存している品、
という点はつながるでしょうか?
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ものがあふれ、利便性を求める現代ですが利便性は備えても、
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古来より培ってきた日本人の感性に合うものは忘れたくないですね。
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機械では作れない、人間の手でしか作れない大切なものがあると信じて、
私自身着物の着付けもさらに、精進していきたいと思いました。
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今日の会に携わって下さったみなさま、感謝いたします!(^-^)
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