着物と茶道 日本の文化ブログ

京都 寂庵にて法話会

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寂庵先生からの法話を頂き、天龍寺でのお食事・雲龍図拝観・お庭散策を致しました

参加者・・・苅田文路さんからのコメント
5月19日(土)爽やかな青空の下、春のお出かけ会が行われました。

今回は京都嵐山、寂庵にて瀬戸内寂聴さんの法話をいただくというものでした。
以前から平岡先生が希望されていて、旅行社 銀のステッキさんが叶えてくださいました。

嵐山駅からタクシーで寂庵に向かい、緑豊かなお庭を拝見した後、約1時間の法話がありました。
今年90歳になられる寂聴さんですが、可愛らしい笑顔に大きなお声でお話くださいました。

私事ですが、30年近く前に出掛けた成人式で、寂聴さんの講演を聴きました。
若干二十歳の心に残ったのは、一度しかない人生、悔いの残らないよう好きなように生きなさい。

でも決して人に迷惑をかけてはいけません。というお話でした。

今回の法話でも、好きなことをしなさい。好きなことをすると笑顔になり、周りの人を幸せにできます。と言われ、 二十歳の頃を懐かしく思い出しました。
当時振袖を着ての成人式でしたが、今回もまた着物を着て寂聴さんに お会いすることになりました。
「皆さん着物がとても素敵ですね。」と褒めてくださいました。

生まれた時に決められている定命について、断捨離に反対されている事等、小説家としてもご活躍の寂聴さん、 時に面白おかしく、明るく前向きに生きていくためのお話をたくさん聴かせていただきました。

お出かけ会にはまだ続きがあります。 世界文化遺産 天龍寺拝観です。篩月で美味しい精進料理をいただいた後自由に拝観。
新緑に囲まれた美しいお庭をのんびり散策しました。
最後に嵐山メインストリートでお土産物屋さんに立ち寄りながら解散、お出かけ会終了です。

今回大変貴重な機会を与えてくださった先生方、銀のステッキさん、有難うございました。