着物と茶道 日本の文化ブログ

湿し灰作り

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今日は、秋晴れを中、湿し灰を作りました。

一昨日から、炉灰を洗ってあくを除き、水分を飛ばして、ベランダに広げ、半乾きにして、準備が順調に出来ていました。

9月の始めにも一度作ったのですが、湿し灰作りは体力勝負なもので、量を少しケチッタ為にどう考えても、炉の半年間もちそうになく、今回、作り足す事になってしまいました。
しかし、今日はお天気もよく、汗を流しながら、灰作りが出来、これで、安心です。

若い時は、真夏に作っていましたが、もう、この年になると夏は無理。この夏の入院を経験して、灰作りは、秋の仕事にしようと心に決めました。

でも今日は、灰作りには十分に良い日になりました。
片付けもなかなかなもので、篩を洗い、灰の小分け作業も終わり、乾燥しないように、密封して缶に入れ、ようやく一連の作業が終わります。誰も言ってはくれないので、自分で、自分に「お疲れ様~~~」

社中の皆さん、今年も充分に湿し灰を使えますよ~

 

先日から気にしていた『絞り西王母』が、今朝、完璧に開いています。
『炉開き』に続いて、早咲きの椿が、咲き始めています。
1ヶ月先の、炉開きに、椿はあるのか、心配になってきます。

又、晩夏に咲いてくれる、『夏雪葛』が、アーチに添って、とても見事に綺麗です。
この花は繁殖力が強く、夏の間、どんどん葉が繁るので、夫が、負けじと剪定していたもので、心配しましたが、季節が訪れると、見事に、アーチ形を作ってくれました。

又少しずつ、秋の花が咲いてくれる事でしょう。