着物と茶道 日本の文化ブログ

逸翁美術館 「茶碗抄」

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今日は、逸翁美術館で、学芸員によるギャラリートークがあり、出掛けて来ました。

数年前にも、逸翁コレクションの【茶碗特別展】があり、見に行った事があったのですが、今回も逸翁さんの
収集品をまじかで見せて頂き、お話しを聞かせて貰い、歴史上の事等、色々勉強になりました。

上記パンフの茶碗は、清時代の染付で、輝くようなコバルトブルーには、宝石が入っているそうです。
空気を遮断して焼き上げる事による、美しい「青」のこの茶碗に私は一目ぼれ。
暫く、私の頭には、残像が残る事でしょう。

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上記の茶碗は、逸翁さんが、【家光公】と名付けられた、金継を施された茶碗です。
今回、この茶碗も展示されていて、「見事に継がれた」という意味での命名だそうで、覚えやすいエピソードでした。

帰りに立礼席で、お薄一服頂戴し、逸翁さん収集品の中のお道具に実際触れさせて頂き、楽しんで来ました。

 

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くしくも、今日は、社中代表として、井村さんの、【今日庵訪問】の日でした。

急遽、着物で参加される事になり、今日の尋常でない暑さに、師匠としたら、一日中心配しましたが、
夕方、無事帰宅出来た事の報告で、着物で参加出来た事も含め、とてもよかった、という感想に、
胸をなでおろしました。

こんな大事な場面で、自分で着物を着た事も含め、きっと、これからの彼女の茶道人生に、かなりの重みを
占めていく事でしょう。

お土産話を楽しみにしていますね。