今日は、社中4名で、尼崎市にある都ホテルニューアルカイックで行われた、裏千家15代宗匠の講演会を聞きに
行きました。
尼崎市のロータリー主催の会だったので、茶道を志す者達の集まりで講話される雰囲気とは少し違い、
一般の方々に向けて、分かりやすく丁寧にお話しして下さいました。
4月で、95才になられる大宗匠が会場に入って来られるお姿から、足取りは軽やかで早く、姿勢もとてもよく、
二回りはお若い方の様で、オーラで満ち溢れていました。
1時間半の講演の間、ずっと立たれたままで、私も見習うつもりで、椅子の背に持たれないようにして
お話を聞きましたが、せめてこれからは、姿勢だけでもよくしようと思った次第でした。
95年間の詰った歴史を、噛み砕く様に、お話し下さり、これからの日本に対する思いも語られ、一言一言が説得力のあるお言葉でした。
茶道でよく使われる【和敬静寂】の言葉の重み。
口にするのではなく、心で、目で行いなさい。
裏千家の宗家であるだけではなく、日本人として世界にも誇れる方の様に思えました。
最近は、年を重ねていく自分の姿が気になるばかりでしたが、こんなに若々しく生きておられるお姿に
お会いする事で、少しでも見習わねば・・・と一同で、感激至極でした。
帰宅後、直ぐに、日課になっている、お向かいのワンちゃんの散歩に、今日は2時間近く歩きましたが、
帰ったら、お雛さんのちらし寿司と蛤のお吸い物を作って下さっていました。
お雛さんの蒔絵のお重が素敵で、勿論、お寿司もとても美味しかったのですが、思わず、写真を撮ってしまいました。
昼食が、おにぎり1個だった為に、かなりお腹が空いていて、お寿司が止まりませんでした。