着物と茶道 日本の文化ブログ

初釜

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CIMG5581快晴の中、皆さん元気で初釜を迎えられました。

私が茶道を指導するようになって、25年(阪神大震災の年からです)、毎年色々な形での初釜を施行してきましたが、今年は、まだ少し難しいかな・・・と思えた七事式を、くじで担当を決める、という趣向で、皆でとても楽しく過ごす事が出来ました。
それだけ、皆の力が付いてきている、という事も実感しました。

朝もゆっくりの集合で、帯を結び合う人は少し早めに集まり、綺麗に着てきた姿を見ると、思わず撮影会から始まり、既に盛り上がっています。
茶道に入る前から、それぞれの綺麗な姿に称賛!!!!!
女心全開です!!!

 

CIMG5576いざ・・・茶室に出陣です。

皆で、準備から始め、お床へのご挨拶の後、ワクワクのくじ引き。
年末に練習してきた、二つの花月(炭付き花月&濃茶付き花月)のどちらに参加するかがこの場で決まり、とりあえず、チームが出来ました。

 

 

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さてさて、炭付き花月の開始です。
花月は、全て、折据を使って役を決めるので、皆、楽しみとドキドキが同時に交差します。
何と何と、亭主と炭手前をする大役が、普段一番練習量の少ない、大壁さんに当たりました。
着物大好きで、素敵な色留袖で参加されたほど、今日は力が入っていたので、神様が与えて下さったのでしょう。
先輩たちを前に、緊張の中、よく頑張りました。

 

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二部は、選手交代で、濃茶付きを、同じく4名でして頂きました。
こちらのチームも、一番若手の森田さんが、主役の濃茶点前が当たり、落ち着いて活躍されました。

 

CIMG5609朝から、北村さんと帯を結び合い、初釜の雰囲気も華やかになり、とても素敵です。
お二人にとっては、着付けの成果を出す場面にもなり、私の手は殆ど出すことはなく、綺麗に結べた結果が、最高でした。
お点前をするも、お茶を頂くも、全てが、一座中での折据で決まるのですが、この一座でも、一番年配のよし子さんは、動く事無く、お客様で終始していました。
これも、神様からの、ゆっくりしていいよ・・・のメッセージのようで、不思議な一日でした。

 

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二つの花月終了後、リラックスして、皆で一緒にお食事を頂きました。
今回も「幸寿司」さんからの出前で、本当に美味しいです。
私の食欲も戻っていたので、この皆と頂く食事が、新年の食べ始めのようでした。

 

CIMG5675昨年7月に申請していた、谷畑さんと梶さんの奥伝の許状が、ようやく年始に届いたので、こちらも社中全員に祝って貰いながらの授与が出来ました。
これからも、後輩の模範になれるよう、お稽古頑張っていきましょうね。

中々届かない事に、昨秋はやきもきしましたが、こうして初釜の席でお渡し出来た事も、逆にとてもよかったです。

今日は、坂口さんだけがお休みで、時間を共有出来なかった事が残念でしたが、出席者全員でゆっくりした中で、楽しめて、有意義な一日を送る事が出来ました。
私の気持ちもアップしてきました。
子年に相応しく、ささやかでも、自分の中に、何かを育てていきましょうね。