着物と茶道 日本の文化ブログ

メジロの巣立ち

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今朝、遂に旅立ちの日がやってきました。

それは思いもかけず、早い巣立ちでした。
リビングの窓横の木で抱卵姿を見つけてから、23日目の出来事でした。

8時頃から、親鳥が餌も持たずに、雛から少し離れた所に佇んでいました。

昨日あたりから、2羽位の大きい子が、羽根を広げて、今にも巣から落ちそうだったので、親が練習をさせる為に、側にいるのかな・・・と思って見ていたら、突然1羽が巣から、近くの枝に飛び移ったのです。
2羽目も真似をするように続きました。

少し時間をおいて、少し小さめの3羽目も巣から飛び出しましたが、少し上の枝に止まったまま飛んでは行きません。
一番小さい4羽目は巣から出る事も出来ず、取り残されています。
この2羽が残っている時間が暫く続きましたが、枝に移っている3羽目の子は枝伝いには移動は出来ています。

どうなるんだろうと、心配していたら、親が南天の実のような物を加えて巣に残っている子の傍までやってきて、励ましていたら、何とかようやく枝に飛び移りました。

暫くでも枝を渡り歩き、又、少しだけ飛んだりして練習時間があるのかな、と思っていましたが、巣から出るという事は、それは飛び立っていく本番そのものでした。

30分もかからない位のドキュメントでした。

いつ見ても、3羽しか見えない位、小さいのか、消極的なのか、その子が最後まで残ったのだと思いますが、きちんと
親がお迎えに来てくれて、一緒に巣立ってくれたので、本当に安心しました。

突然、目の前での抱卵姿から始まり、平均より長いであったであろう抱卵期間が終わり、孵化した時の親鳥共々の
私達の喜び。
今度は、平均より短い巣立ちで終わりを告げた、メジロさんとの共同生活の数週間は初めての経験で、コロナ禍に
あって、神様から頂いたプレゼントのような気がしました

因みに、今日は、私達夫婦の43回目の結婚記念日でもありました。

何はともあれ、4羽が全て孵化し、無事に巣立ってくれた事に安堵の気持ちで一杯です。
空っぽになった巣ですが、リビングから見えるので、どうしても目がいってしまいますが、その窓を数週間開けていなかったので、今は、全開にして名残りを惜しんでいます。

燕の様に、毎年来てくれるものでもないようなので、来年を期待はしていませんが、庭の冬椿の花に集まってくれる
メジロさんは、これからも大切に見守っていきたいと思っています。

 

 

27622昨夜は、能勢の道の駅まで、を見に行って来ました。

広範囲に渡り、綺麗に光を放ってくれる蛍の乱舞に酔いしれてきました。

又、「よく来たね、ようこそ。」と言わぬばかりに、近くにまで寄って来て
くれる子もいて不思議な感覚でした。

今まで、何箇所か見に行ったことがありましたが、最高でした。

来年もまた、こんな幻想的な空間を作ってくれるのでしょうか。