軸 【滝 直下三千丈】
花 宗旦槿 千日紅 箱根うつぎ
菓子 錦玉金魚(上政製)
稽古 炭付き花月 貴人清次花月
ようやく、夏本番になりそうな様子でしたが、昨夜から涼しく、しっかり熟睡出来たぶん、朝もすっきりと目覚める事が出来ました。
箱根うつぎは、白から、濃いピンクへと、花の色が段々と変化していく花で、咲くところでは、沢山花を付けている木を見るのですが、我が家の木は、難しく、毎年僅かな花しか咲いてくれません。
毎年、試行錯誤しながら剪定をしているのですが、私にとっては悩み多い木の一つです。
それが、今朝は、少しだけですが、白い花が蕾付きで咲いてくれていました。
今夏、最初で最後かもしれない、箱根うつぎでしたが、見て貰えたのは、お二人だけでした。
元々、今日のお稽古は5人の予定だったのに、先週のうちに、お一人、お休みの連絡があり、昨日、体調不良でお一人お休みの連絡があり、今朝、子供さんの体調不良でお休みの方が出て、結局参加できた二人と私の3人で、花月のお稽古をした次第でした。
どの様に出来るか、手探りのようでしたが、何とか工夫をしながら、ゆっくりと進めていく事が出来ました。
そして今日のお菓子は、今夏初めての、錦玉で、【金魚】がとても美味しいでした。
早々とお稽古も終わり、着ていた浴衣まで、お洗濯も出来ましたが、やはり夏は浴衣がいいものです。
今朝は、時間もあったので、浴衣着付けの指導から始めて、勿論、お二人とも自分で出来るのですが、再度、確認の意味で練習を兼ねて着てみました。
帰りのお二人の後ろ姿も、とても綺麗で、写真に収めたいくらいでした。
明日の天神祭りは、奉納花火と船渡御が中止となったようで、折角の浴衣着装の機会が無くなった方も多いと思いますが、我が家では、毎回浴衣でお稽古が出来て、着装の楽しみも持て、嬉しい事ですね。
これからも、夏の間、出来るだけ、浴衣を楽しみましょう。