着物と茶道 日本の文化ブログ

尼崎城と櫻井神社

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今日は、守安先生との1on1として、尼崎城と近くにある櫻井神社に出掛けて来ました。

毎年、秋に、茶道裏千家が櫻井神社でお献茶をされるのですが、一度も行ったことが無く、ずっと気になっていたのですが、数年前に尼崎城が再興された事も耳にしていたので、両地に出向いてみました。

櫻井神社に関しては、江戸時代末期の尼崎城主だった、櫻井松平家の歴代城主が祀られている神社という事で、15代鵬雲斎大宗匠のお姉さまが嫁がれたところから、毎年のお献茶がなされているようです。
今では、嵐の櫻井翔さんのファンが沢山足を向けるそうですが、こじんまりした静かな神社でした。

江戸時代の尼崎城の広さは、甲子園球場の3.5倍位あったそうで、明治維新でお城は取り潰しになったものの、明治15年に元の城内に作られたことから、すぐ近くにあり、両地を一度に訪れる事が出来ました。

 

尼崎城は、4年前に再興された所なので、何もかもが新しく綺麗で、石垣がレプリカだという事にも驚きました。
大阪城や、姫路城ほどの大きさは無いけども、公園としても整備された敷地はしっかりあり、阪神尼崎駅側でありながら優雅な空間を演出していました。

お商売で成功したエディオンの創始者の方が私財10億円を寄贈して、そこに地元愛に溢れた住民から2億円が集まり、築城400年を記念して2018年に完成したのだそうです。
小さなお城を想像していたので、江戸時代の城内の広さを少しでも思い描けるような土地の確保が、より一層当時の江戸幕府を守るための役割の重みを感じさせて貰えました。

大阪城から西の守りを固めるための、大きな役割を担っていたのが、尼崎城だったんだそうです。

天守閣に入ると、5階までエレベーターで上がり、各階を楽しみながら、下りてくるのですが、変装できるコーナーもあり、忍者の衣装や、武士の衣装を着けて、子供に戻った様に楽しんできました。

台風14号が去った翌日で、お天気にも恵まれ、今日は近場で歴史の勉強をしてきました。