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カテゴリー別アーカイブ: 着付けと茶道ブログ

茶道稽古 12月3回目

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ご近所の方が、まだまだ綺麗な紅葉と白さざんかとまゆみを近くの山から採ってきてくださいました。
玄関に入れると、何と映える事!!
可愛らしい、マユミの木もあります。
マユミとはニシキギ属の落葉低木で、かわいらしい名前は、漢字で書くと「真弓」。名前の由来はひとつではないようですが、そのひとつとして、強くて枝がしなる材質が弓の材料になったことから名づけられたようです。
今日は、今年最後の茶道稽古になりました。
4人だけでしたが、花月の稽古だったので、一緒に稽古をして、全員同時に終われたので、残り時間、ワイワイと雑談も出来て、最終稽古を済ませました。

着付け教室 年内最終稽古

今年は、猛暑が続いた年だったのに、12月も中旬になると寒さが一段と厳しくなってきました。

年内大丈夫かな・・・と思っていましたが、例年通りホットカーペットを運び込みました。

それでも、生徒さん達が集まって下さると暖かくなるし、指導者だけになると寒くなってきます。暖房を入れたり切ったりしながら調整をしています。

 

 

 

今日は、お正月に向けての稽古でした。

各自それぞれに予定の着物を持ち寄って、練習をされました。

 

 

 

 

 

 

 

コンサートに行かれる為に、テーマになっている【白】を基調にした着物で練習された方もありました。

 

皆で、ワイワイと楽しんでお稽古が出来ましたが、応用クラスの方々は、年が明けると成人の日が待っているので、ゆっくりした気持ちにはなれないと思います。
その日までは、しっかり練習をして、本番に備えましょうね。

茶道稽古12月1回目

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軸    【紅葉舞秋風】

花    曙椿 カナメ

菓子   雅車(清閑院)

稽古   初炭 七時式濃茶付花月

夕方散歩をしていてもご近所の庭の木々や、又我が家から見える山々も、今年は色づきが少し遅くはありましたが、一気に冷えてきたせいか、紅葉がとても綺麗です。

もみじや、どうだんつつじ、我が家ではヤマボウシの葉が真っ赤に染まっています。

いよいよ冬が近づいてきました。

今日は、全員集まって、新年の初稽古の為の、花月の稽古をしました。

mv-cate-miyabiguruma-pc私がネットを開ける度に、出てくる【雅車】のお菓子が一度食べてみたいと思っていたので、今月はそのお菓子を作られている京都清閑院さんから取り寄せ、頂いてみました。

細やかなこし餡に卵黄を混ぜ合わせた餡で、栗餡と小豆餡がつつみ込まれていて、口に含めばあっというまにほどける口どけの良さ―。ほのかに小豆の味も残る美味しさ。
平安時代、公家が乗用していた「御所車」の車輪の文様が天面にうつしだされたた雅やかな菓子でした。

満足の一言です!!!

島津亜矢コンサート

OIP今日は、みつこ着付け教室から、【歌怪獣 島津亜矢コンサート】に行って来ました。

久しぶりの神戸に電車で向かい、国際会館に12名で出掛けました。

8月に銀のステッキさんに依頼して手に入れたチケットでしたが、ようやくその日がやってきました。

私は、芸能関係には疎いのですが、この方の歌は、一度は生で聞いてみたい、と長年思っていたのです。

想像通り、歌は、どの曲もダイナミクスで、迫力一杯に歌いこなされるので、この方の持ち歌は何だったかな・・・と思ってしまうくらいでした。

57145又ステージ上で大きな声で笑われる亜矢さんがとても可愛らしかったです。

今年発売された【おてんとさま】は優しい曲でヒットするといいですね。

その為には、歌い続けて、人々の耳に残っていく事が大切なのでしょうね。

コンサート開始前に係り員の方に撮って頂いた写真より、終了後に善意でご夫婦で撮って下さった写真の方が、皆の顔が明るくなっている事に、亜矢さんの歌に元気を貰ったお陰なのかしら・・・と思ったりもしました。

又次回のお出掛け会も企画したいですね。

茶道稽古 11月(3回目)

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軸  【東籬佳秋色】

花  ヤマボウシ 絞り西王母

菓子 織部上用(上政製)

稽古 初炭 後炭 茶箱花点前 色紙点 唐物 濃茶

今日の照葉は先週と同じくヤマボウシですが、色づきが進みました。

炉開きの月でのお稽古も今日で終わりです。

炉での炭は大きく、とても暖かく、暑い時間帯がある位でした。

電気での暖房のない時代は、この炭で暖を取っていたのだから当然です。

半年ぶりに、風炉の時のように、火が消えそうになる心配をしないで済む安心感の中で、お湯の沸く松風の音に耳を澄ます事が出来ました。

そんな中で、皆さん、美味しそうなお濃茶を練っていました。

今日は、裕子さんが、色紙点デビューで、末子さんが唐物デビューをする事が出来ました。

IMG_20241124_132515又、私が、落葉の着物を着て茶室に入ったら、直子さんが落葉の帯を結んで来られていたので、落葉ペアーで写真に納めました。

季節の装いも出来て、茶道を通して、色々と楽しめますね。

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日曜日夜には、毎週欠かさず見ている、NHKの大河ドラマ【光る君へ】に、たぶん【円文白虎朱雀錦】が映し出されました。

彰子様から、須磨・明石や大宰府に旅をするという紫式部に下至された胸に付けるお守りの裂地がそうだったのです。

瞬間的な映像だったのですが、間違いないだろうと確信できたのは、紫式部がこれから

西に南に旅をされるという流れだったので、白虎/西の守り神 朱雀/南の守り神が織り込まれたこの裂地が選ばれたのではないかという理由からなのです。

それを見た瞬間嬉しくなりました。

1000年を経た今も、茶道具として、私達も同じ裂地を使わせて頂いていると思うと、歴史の重みを感じました。

私と同じようにこのテレビを見ている、と以前から聞いていた真咲さんにリアルタイムでLINEを送り、感動を分かち合いました。

茶道ではまだま知らないことだらけですが、これからも知識を深めて行きたいものです。

2024年 最後の茶道研究会

artiom-vallat-hoO_CP3Eaw4-unsplash-1-376x212【冬峰古松秀】

とうほうこしょうにひいず

今日は、高橋宗信行亭の指導の下での研究会でした。

会場に着くや否や、半強制的(?)に500円以上のチャリティーの募金集めをされていて、えっとは思ったものの、「終了後呈茶がございますので、」の一言に釣られて、私も募金箱に500円を納めました。

研究会終了後、壇上があっという間に呈茶席に変わり、前に座っていたので、結構早くにお薄一服頂けました。

先日、急な依頼が入り、朝から着付けに1件訪問した後で、研究会に向かったからか、その一服がお腹に染みてとても美味しく、と同時に、役員さん達は、研究会の準備だけでも大変なのに、呈茶までして頂き、感謝の気持ちで一杯になりました。

今年は、5回の研究会に全て足を運ぶことが出来、初めてではないかな・・・と思いながら向かったのですが、チャリティーの経験も初めてだったので、たぶん今までは、この時期の研究会に行けてなかったのだろう、と思った次第でした。

ちょっと面倒だな・・・と思う事でも、参加してみると、又経験してみると、勉強になる事が必ずあります。

もうこの年になると、楽な方へと流される事も考え方の一つですが、まだまだ流されるばかりの生き方はしませんよ。

少し頑張って、【日々是好日】を目指して生きたいものです。

牛丸君とのお別れ

199D92CC-05AE-4FAA-A024-C16BDF330123今日は、悲しいお別れをしないといけない日になりました。

宝塚動物霊園で、牛丸君のお葬式に参列してきたのです。

1週間前から、入院して検査をして貰っていた、お向かいの14歳近くになる犬が、昨朝亡くなりました。

病院でも、後、数日だから、お家に連れて帰った方がいい、と言われてお向かいさんが連れて帰って来られたのが金曜日。

2日後に亡くなってしまったのです。

1週間前の土曜日には、私と普通にいつものコースを散歩したのに、1週間後にはカートに乗って、お姉ちゃんと弟犬との2人と2匹の散歩になり、明朝には亡くなってしまったのです。

もう少し、こうしてカートでの散歩が続くのだろう、と思っていたのに突然の死の訪れでした。

末期の肝臓がんだそうですが、立てなくなったのは、本当に2~3日で、長患いもせず、そして、きちんとお別れもさせてくれた、優等生の亡くなり方でした。

病院から退院してきてからも、大好きなテラスで横たわり、私達が会いに行くと、元気な時はあまりじっとは目を見てくれない子だったのに、皆の様子を伺うように、安心しているような表情で見てくれて、全く苦しそうではなく、穏やかな顔つきをしていました。

278A3052-18C4-4813-AC5C-099E2929E2F9カートでの散歩もいつものコースを歩いていると、時々力の残っている前足で立ち上がるようにして顔を起こし、周りを眺めて、何かを確かめているようでした。

横で、弟犬の福も見守っています。

最後に、大好きだった散歩も出来て、きっと喜んでくれた事でしょう。

私も、テラスでの穏やかな顔と、散歩中の力を振り絞って周りを見ようとしている姿が、目に焼き付きました。

9年間、散歩を付き合ってくれました。

お向かいの犬が居なかったら、私達夫婦もこんなに散歩をする事は無かっただろうと思うと、楽しませて貰って、本当に有難う!!!

犬の楽しさを経験させて貰って有難う!!!

4年前に先に逝った、ジロー君に宜しく伝えてね。

茶道稽古11月2回目

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軸   【瑞気密高堂】

花   初嵐 ヤマボウシ

菓子  猪子餅(上政製)

稽古  薄茶・濃茶・入子点

今日は、いよいよ紅葉シーズン到来で、紅葉の帯を結んで来られた方がありました。

私も初めてみる帯で、季節の物を、箪笥から探し出して、上手に結んで来られた事に、思わず感激しました。

昨日、買い求めて来たお濃茶は、炉の大きな炭で沸く湯で練ると、香もよく、とても美味しそうでした。

そうだ、練り手もいいのです。上手に練れていましたね。

炉の時期になるとお茶にとっては醍醐味です。

美味しい、お茶が練れるように修行を積みましょうね。

今日は、3人さんだけの稽古日でしたが、朝7時過ぎにお向かいのワンちゃんが亡くなったり、9時から、ご近所の7歳さんの着付けの予約を頂いていたりして、バタバタした一日でした。

ワンちゃんとの別れに悲しんでいる時間は無かったので、丁度よかったのかもわかりません。

7歳女児の着付け

S__117424134今朝は、我が家の近くにある安国寺さんの娘さんの七五三参り着付けをさせて頂きました。

赤ちゃんの時から見ているお子さんなので、時々お会いするごとに、成長されている姿に、ほっこりするものがありましたが、今日は着付けをさせて頂いて、尚一層感慨深いものがありました。

いつもきちんとご挨拶が出来るお嬢さんで、にこにこされていて、今日も、着付け中も鏡を見ながら、ずっと楽しんでおられるようでした。

 

 

S__117424137しかも、着物が、大好きなんだだそうです。

お寺のお嬢さんらしく、小さい時から、甚平さんを着ていたイメージもあるのですが、その影響もあるのでしょうか。

着物が好き、と言って頂いただけでも、私も着付けに力が入りました。

写真を見て気が付いたのですが、立ち姿も何も指導していないのに、内股で立っています。

我が家の家の前で、ツーショット!!

孫と一緒に写して頂いたみたいで、申し訳なく思います。

 

S__117424141近くの多田神社での写真も送って下さいました。

勿論、HP掲載も承諾して下さったのです。

3歳の時と違って、お姉ちゃんになられました。

又、成長を見させて下さいね。

 

茶道稽古 11月(1回目)

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軸   【瑞気満高堂】

花   錦木 絞り西王母 初嵐

菓子  猪子餅 (上政製)

稽古  炉初炭・後炭 盆略 茶箱月点前 茶箱卯の花 薄茶 唐物

今年は暖かく、炉が恋しいという状況ではないですが、暦は開炉の時期なので、我が家も炉開きと致しました。

椿も紅白で揃い、錦木が色づいてきたので、床花に添える事が出来ました。
その錦木は、冷え込みが少ないせいか、真っ赤な色づきではないですが、淡いピンクが清楚で綺麗です。
優しい照葉となりました。

近年、能勢の栗が少なくなっているという事で、上政さんでは、栗赤飯を作って頂ける事が少なくなっていたのですが、今年は、注文で、作って頂けてラッキーでした。
この時期の楽しみの一つでしたので、秋の味覚を頂けて満足しています。

稽古は、半年ぶりの炉なので、皆さん戸惑いもあるようでしたが、景色の変わった茶室の空気は楽しんでいただけたのではないでしょうか。

半年間は、大きな炭が入る炉で沸くお湯で、お茶を楽しみましょう。