着物と茶道 日本の文化ブログ

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茶道稽古 7月(3回目)

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軸  【枝上一蝉吟】

花   祇園守り 檜扇 矢筈芒

菓子  麸饅頭(上政製)

稽古  盆香合 後炭 茶通 大津袋 葉蓋・洗茶巾

 

 

朝から暑い一日でした。

さすがに、今まで程換気の為の常時の窓開けは出来ませんでしたが、少人数制でお稽古を進めているので、
心配はなく、お稽古を楽しめました。

職人さんの作られる上等なお菓子は、当然美味しいのですが、この時期になると、夫が作ってくれる素人シャーベットも、引けを取らないのです。
私も今年、早速に試食しました。

 

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今日は、朝から、アミ が冷房に耐え切れなかったのか、私の膝の上で過ごしています。
午後からも、茶室に入りびたりで、まるで一緒にお稽古をしているようでした。

茶道稽古 7月(2回目)

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軸  【清流無間断】

花   宗旦槿 銀梅花

菓子  天の川(上政製)

稽古  初炭 後炭 茶通 色紙点 盆略

 

夏の代表花 槿 も種類が沢山ありますが、今朝は、宗旦槿を使ってみました。
これは、頂いた枝を挿し木にして育てたもので、あまり挿し木は得意では無いのですが、こうして成長してくれると、愛情が沸きます。
花入れも、茶室のあるこの家に引っ越した時に、恩師から頂いた、【小笹籠】です。
夏は、籠が風流で、一番いいですね。

今日は、午後からの予定だったIさんが、浴衣で来られました。
朝だと、まだ少し涼しいかな・・・と思いますが、坂を上がって来られるのに、さぞ暑かったでしょうに、今年新調
された浴衣を着てみたかったらしく頑張られました。

写真を撮る事を忘れていましたが、とてもお似合いでした。
又、今夏中に着て来て下さいね。

毎回、どなたかが、着物で来られるので、その姿を見るのも楽しみです。

夏向きの帯結び、半巾帯を使う事も、アレンジも取り入れ、上手になってこられています。

地道な訓練ですが、着付けと、茶道と両方のお稽古が出来ますね。

着付け教室での組み紐実習

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先週と今週、帯締め作成をして貰いました。

2年位、していなかったと思うのですが、教室の生徒さんも入れ替わり、初めての方も増えてきたので、実習の企画を
行いました。

始めは、少し、戸惑っている方もありましたが、段々形になってくると、皆さん嬉しそうでした。

先週、組まれた方の物は、私の方で房の始末をして、立派な帯締めとなり、各人にお渡し出来ました。

皆さん、思い入れを持って大切に使って下さる事でしょう。

茶道稽古7月1回目

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軸  【清流無間断】

花  桔梗 箱根ウツギ ねじ花 白水引草 矢筈芒

菓子 青の実・手毬花(香月製)

稽古 初炭 後炭 葉蓋・洗い茶巾 溜精棚 茶通

 

今日は、お仕事の関係で2か月お休みだった、Oさんが久しぶりに出席され、楽しそうにお稽古して帰られたので、
私も安心しました。

2日ほど前から腰痛が酷く、出来るかな・・・と心配しましたが、久しぶりにOさんが来られるから、私も
頑張らないと、との思いで背中を押して貰った様な感じでした。
こうして、心安らぐ環境で、少しずつ動く事によって、体調も良くなっていく事を実感した一日でした。

七夕さんの貝合わせも、一年に一度会える香合で、綺麗な細工に感動します。

 

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梅の実を形どったお菓子は、透明感もあって、青から黄色に変化していく時間経過まで
想像できる、素敵なお菓子でした。

私は、別のお菓子を食べましたが、【青の実】は想像を膨らませてくれるお菓子でした。

茶道稽古 6月(3回目)

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軸   【竹 葉々起清風】

花   桔梗 夏雪葛

菓子  天の川(香月製)

稽古  初炭 薄茶 濃茶 茶箱雪 茶箱花 盆点

 

梅雨真っ只中ではありますが、今日も酷い雨にはならず、涼しく過ごす事が出来ました。

夏雪葛は、夏の終わりころに咲く花ですが、既に咲き始めているので、やはり早めに咲き始めた桔梗と一所に、
使ってみました。

【竹】の軸に、竹で出来た番傘型の花入れで、6月の清々しさが出せたでしょうか。

 

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香月さんの《天の川》のお菓子も、とても美味しいでした。

最近、お稽古中にあまり邪魔をしなくなったアミですが、久しぶりに私の膝に乗って
きたりして、その上、一人前に座布団に座り、お客さんをしています。

こうして、たまに茶室に入って来て、和やかにしてくれる事が、彼女の役目です。

ご苦労さんでした・・・

ハンモックのスイカ

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夕方の散歩道で、ハンモックに乗ったスイカが成長しています。

1週間くらい前に発見していたのですが、今日又通った時に、かなり大きくなってきている事に感激しました。

スイカは地面にある物と思っていましたが、枝をキュウリの様に上に向かって延ばし、藁でハンモックを作り、そこにスイカが置いてある、この生育法に驚きました。

地面にあると虫に食べられやすかったりするけども、こうしてあると、その被害が少ないのでしょうか。

犬の散歩が目的なので、今散歩している犬は、牛君ですが、彼の思うがままの道選びなので、毎日は観察できません。

でも、このスイカの成長ぶりは、観察を続けたいものです。

又、別の畑では、ヒマワリが立派に咲いていました。どちら共に、まさに夏の風物詩・・・
自分では作れないけども、見せて頂くのは楽しいです。

着付け教室 夜の部再開

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着付け教室、夜の部、半年ぶりの再開でした。

正確には、1月に1回、4月に2回、お稽古日はあったのですが、それぞれ直ぐにストップがかかり、夜の部だけが
お稽古が出来ない日々が続きました。

蔓延防止対策や緊急事態宣言が終了のたびに、再開できるかな・・・と期待を持ちつつ却下される連続でした。

晴れて、ようやくお稽古が再開出来て、急な再開連絡だったので、ご都合の付かない方もありましたが、
参加出来た方は、はじけるばかりの笑顔で集まって下さって、一生懸命お稽古されていました。

今日は、季節的に浴衣の練習で、色取り取り、とても綺麗でしたので、思わず写真を撮らせて頂きました。

朝・昼の応用クラスの方は、11種類もの帯結びの練習をしましたが、夜の方も、ほぼ変わらない数の
練習ができました。
皆さん、こうして集まれた喜びが、力になったように思えました。

第5波が来ない事を祈りながら、これからも頑張りましょう!!!

 

着付け教室での講義

DSC_2781毎年、夏の暑い時期には、実技の練習ばかりではなく、色々取り入れて授業を進めています。
その中でも、今日は、マナーの講義をさせて頂きました。

まだ、コロナの関係で朝と昼だけのお稽古ですが、お休みの方も少なく、皆さん、真面目に聞いて下さっていました。

時代と共に、世の中、こういうマナーについても変わりつつあるようにも思いますが、社会生活を送る中においては、周りの方々に不愉快な思いをさせない為にも、心がけたいものですね。

 

DSC_2779立礼でのお辞儀の仕方の練習

綺麗に出来ていますね。

 

 

 

DSC_2779座礼でのお辞儀の仕方の練習

綺麗に出来ているので、お部屋に人がいないように見えますね。

 

 

DSC_2779座布団の使い方の練習

少し難しそうでしたね。

 

 

 

DSC_2779襖の開閉の練習

昨今は、襖や障子も少なくなり、扱いが難しいですね。
ましてや、にじっての入室等、指が折れそうでしたね。

練習しましょう!!

 

 

DSC_2780風呂敷の使い方の練習

利用しましょうね。

 

 

 

今日の私の着物と帯は、18歳年上の先輩から数年前に頂いたものでした。
朝、庭で写真を撮って貰い、先輩に送ったところ、とても懐かしい・・・と喜んで下さいました。
若い頃にお世話になった方なのですが、今でも、こうして交流が出来る事がとても嬉しく思います。

夜には、近くのお寺さんから大きなスイカを頂き、暑い一日だったので最高に美味しく、このタイミングにも、
幸せを感じました。

今日も、有難く、よい一日でした。

 

茶道稽古 6月2回目

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軸  【松韻通萬古】

花  クチナシ

菓子 花手毬(紫陽花)(香月製)

稽古 盆香合 唐物 後炭 濃茶 茶箱雪 大円之草

 

天気予報では、雨でしたが、意外に降らず、お二人も傘を忘れて帰られた程でした。

私自身は、まだまだ小鳥の鳴き声が気になりながらのお稽古でしたが、楽しくお稽古をしながら、メジロさんの事も
少しずつ忘れていけそうにも思えてきました。

 

昨夜からの雨のお陰か、クチナシの花が濃い緑の葉にくっきりと冴え、とても綺麗でしたので、
今日の床花に使ってみました。

お稽古は、【真】 ではないのですが、クチナシの恰好よさから【真】の花の入れ方にしてみました。

花の色って数種類ありますが、クチナシだけは白以外見た事がなく、調べてみたら、黄花クチナシもあるそうです。
お目にかかりたいものです。

まずは、まだまだ小さい我が家のクチナシの木が、元気に成長してくれるように見守りたいです。

メジロの巣立ち

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今朝、遂に旅立ちの日がやってきました。

それは思いもかけず、早い巣立ちでした。
リビングの窓横の木で抱卵姿を見つけてから、23日目の出来事でした。

8時頃から、親鳥が餌も持たずに、雛から少し離れた所に佇んでいました。

昨日あたりから、2羽位の大きい子が、羽根を広げて、今にも巣から落ちそうだったので、親が練習をさせる為に、側にいるのかな・・・と思って見ていたら、突然1羽が巣から、近くの枝に飛び移ったのです。
2羽目も真似をするように続きました。

少し時間をおいて、少し小さめの3羽目も巣から飛び出しましたが、少し上の枝に止まったまま飛んでは行きません。
一番小さい4羽目は巣から出る事も出来ず、取り残されています。
この2羽が残っている時間が暫く続きましたが、枝に移っている3羽目の子は枝伝いには移動は出来ています。

どうなるんだろうと、心配していたら、親が南天の実のような物を加えて巣に残っている子の傍までやってきて、励ましていたら、何とかようやく枝に飛び移りました。

暫くでも枝を渡り歩き、又、少しだけ飛んだりして練習時間があるのかな、と思っていましたが、巣から出るという事は、それは飛び立っていく本番そのものでした。

30分もかからない位のドキュメントでした。

いつ見ても、3羽しか見えない位、小さいのか、消極的なのか、その子が最後まで残ったのだと思いますが、きちんと
親がお迎えに来てくれて、一緒に巣立ってくれたので、本当に安心しました。

突然、目の前での抱卵姿から始まり、平均より長いであったであろう抱卵期間が終わり、孵化した時の親鳥共々の
私達の喜び。
今度は、平均より短い巣立ちで終わりを告げた、メジロさんとの共同生活の数週間は初めての経験で、コロナ禍に
あって、神様から頂いたプレゼントのような気がしました

因みに、今日は、私達夫婦の43回目の結婚記念日でもありました。

何はともあれ、4羽が全て孵化し、無事に巣立ってくれた事に安堵の気持ちで一杯です。
空っぽになった巣ですが、リビングから見えるので、どうしても目がいってしまいますが、その窓を数週間開けていなかったので、今は、全開にして名残りを惜しんでいます。

燕の様に、毎年来てくれるものでもないようなので、来年を期待はしていませんが、庭の冬椿の花に集まってくれる
メジロさんは、これからも大切に見守っていきたいと思っています。

 

 

27622昨夜は、能勢の道の駅まで、を見に行って来ました。

広範囲に渡り、綺麗に光を放ってくれる蛍の乱舞に酔いしれてきました。

又、「よく来たね、ようこそ。」と言わぬばかりに、近くにまで寄って来て
くれる子もいて不思議な感覚でした。

今まで、何箇所か見に行ったことがありましたが、最高でした。

来年もまた、こんな幻想的な空間を作ってくれるのでしょうか。