着物と茶道 日本の文化ブログ

月別アーカイブ: 2013年12月

茶道稽古 12月(1回目)

軸   【無事是貴人】

花   山吹の照葉 炉開き 寒菊

菓子  木枯らし(笹岡製)

稽古  後炭 盆略 千歳盆 薄茶 唐物

今年最後のお稽古となりました。

皆さんには、初釜に向けての練習をして頂きました。

この一年を無事に終えようとしていますが、軸のごとく、何事も平常心で、迎え入れる事の出来る精神を持てるよう、来る年も精進したいものです。

映画 【利休にたずねよ】

早速見てきました。

利休の 「美」 に対する神技のような執念を再確認出来たのと、師である武野紹鴎の「先見の明」、又、若き頃の 「恋」 についても描かれてあり、今までの利休像とは少し異なる映画のようでした。

この映画は、史実ではないかもですが、歌舞伎役者として鍛え上げられた海老蔵さんが演じる事によって、茶道の空気は伝わり、切腹をしてまで守り抜こうとした、利休の美意識が、凛と感じられる映画でした。

完全なる歴史物ではなく、フィクション的なところが却って、茶道に通じていない一般の方々には息を詰まらせないで見られる、興味をそそられるところかも・・・とも思いました。

繁忙期の合間を縫って、ひと時の癒しのつもりで、一人で見に行きましたが、もう一度ゆっくりと、夫と一緒に見に行きたいと思っています。

 

 

 

落葉

 

朝起きてみると、昨日まで綺麗に紅葉していた楓の葉が殆ど落ちてしまい、庭一面が、真っ赤になっていました。

昨夜の風雨で、落葉したのですが、木を見ると丸坊主になり寒々そうですが、庭の中は真っ赤に染まり、晩秋の風情を感じました。

この時期仕事に追われ、なかなか紅葉狩りにも行けないのですが、我が家で一人楽しむことが出来た朝でした。