着物と茶道 日本の文化ブログ

日別アーカイブ: 2018年7月12日

染めの講義

IMG_20180712_190705.jpg IMG_20180712_191259.jpg IMG_20180712_200316.jpg

IMG_20180712_190955IMG_20180712_190753IMG_20180712_195515

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

毎年、夏には少しでも実技を避ける意味から、講義を行う事にしているのですが、今年は、4年振りに
《染めの講義》を行いました。

《天平時代の三纈》の説明には、季美さんにお借りした、蠟染めの着物
見せて頂きました。

愛知県出身の方は、娘さんの為にお母様が反物に絞り染めをして下さった、という思い出話もされていました。

世界三大藍と言われる、四国徳島の藍の乾燥染料も僅かの量ですが持参して、皆さんにみて頂けました。

最近は、呉服の展示会も少なくなっているので、ごく限られた、自前の着物
ですが、教室に持参し、皆さんに見て貰いながら、手作りのテキストに従ってお話しを進めます。

栂さんの《一竹辻が花》もお借りして、本物を見せて頂きました。

皆さんの興味が集中したのは、《伊勢型紙の糸入れ》だったのではないでしょうか。

夜の授業が終わり、栂さん宅と季美さん宅に、お借りした大切な着物をお返しに上がり、帰宅しました。

今日で、1学期が終わり、1か月の夏休みに入ります。
2学期、又、元気に皆さんでお会いしましょうね。