着物と茶道 日本の文化ブログ

月別アーカイブ: 2022年6月

茶道稽古 6月(3回目)

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軸    【山翠添新雨】

花    紫陽花 白式部 白水引草

菓子   笹しぐれ(上政製)

稽古   初炭 貴人清次薄茶・濃茶 茶箱卯の花 盆略

 

今日は、10時開始だったので、朝のうちに、上政さんにお菓子を買いに行けたので、最も作り立ての笹しぐれを食する事が出来ました。
毎年この時期になると、上政さんの笹菓子を頂く事が楽しみなのですが、今夏最初のお菓子を作り立てで頂けて、とても幸せでした。
残り、2種類の笹菓子も買いに行く予定です。

朝から猛暑の兆しだったので、茶室もリビングも冷房を効かせていた為に、寒がりアミはしきりに私の膝の上に乗ってきます。
下ろすと、水屋の机の上に行き、ついに、干菓子器に、綺麗に収まってしまいました。
あまりに綺麗に乗ってしまったため、干菓子器がすっぽり隠れてしまいました。

又、仲良しの井村さんのお膝に、顔を見ながら、まるで、乗ってもいい・・・と聞いているような顔をしながら、乗っていったのです。
彼女も、「9年間、通ってきて、初めて私の膝に乗ってくれた・・・」と感激の声。
私達夫婦以外の人の膝に乗っていったのは初めてで、本当に気を許した瞬間でした。

茶道稽古終了後は、着付け教室の方達と同じく、帯締めのレース組みにチャレンジして頂きました。

 

 

 

着付け教室

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本日の着付け教室は、夏が近づいての風物詩の一つとなってきているのですが、組紐を中心に、それをされない方は、半襟付けをして頂く、という形で進めていきました。

組紐も、組紐台を使う、冬物作成の方と、レース組で作る夏物作成の方と、色々でした。

 

DSC_3195 DSC_3194数週間前に、糸の注文をして、いよいよ本日の実施の運びとなったのですが、配色や、組み方選びも楽しめて、出来上がってくると、それぞれに、素敵で、完成が楽しみになってきました。

出来たものから、私のほうで房付けをしますので、並べて今夏の記念にしたくなりました。

又昨今、着付け依頼の折に、半襟付けの要望が増えてきて、ベテランさんには、是非半襟付けもしっかりできるようになって頂きたく、練習をして頂きました。

 

 

お昼のクラスには、新入会者の方もあった為、浴衣の着装希望の方と共に、自装の練習もして頂いた方もありました。

今回の新入会者の方は、日本に住まれて18年と言われる中国の方なのですが、日本の着物着付けを習いたい、という強い気持ちを持たれている方なので、これからが、たのしみです。

皆さん、仲良くしてあげて下さいね~

 

本日の作品  CENTER_0001_BURST20220628174355530_COVER

 

 

 

 

 

 

 

 

 

茶道稽古6月(2回目)

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軸    【行雲流水】

花     虎の尾 千日紅 矢筈芒

菓子   麦こがし(菅家製)

稽古   初炭 後炭 貴人清次濃茶 茶箱卯の花  盆略

 

梅雨に入り、蒸し暑くなってきました。

それでも、お稽古に来られた、6人中4人がお着物でした。

私は、朝から、近くだったのですが、1件お宮参りの為のお着付けに行ってからの茶道稽古でしたので、間に合わなければ、着物に着替えないで・・・と思っていましたが、これだけ生徒さんが熱心に頑張られる姿をみると、私が甘えていてはいけない、と思った次第です。

お花も紫陽花以外、少なくなってきましたが、虎の尾が咲いてくれたので、皆さんに見て頂く事も出来ました。

お菓子は、先日の呈茶の際に水屋見舞いで頂いた、宝塚の菅家さんの【金覆輪】があまりにもおいしかったので、稽古にも使えるものはないかと、訪れ探した【麦こがし】を選んでみました。
いつもと違うお菓子屋さんのものを頂くのも、新鮮でいいですね。

今日は、実家の妹から送ってきたメロンが、食べ頃になっていたので、皆で切り分け、一緒に美味しいものが頂け、幸せでしたね。

 

 

 

着付け教室 講義

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今月は、鈴乃屋大阪店での1回目の振袖前撮りのお仕事が終わり、今週は、落ち着いて、講義の時間を設けました。

夏の暑い時期には、直接着物を触っての着装のお稽古より、知識を増やす為の時間を作りたいと思っています。

本日は、【冠婚葬祭】についての、着物に関わる部分を中心にしてのお話をさせて頂きました。
本内容は、6年ぶりでしたが、時間の経過と共に、しきたりや、習慣、約束事も、変わってきている点が多々ある事に気が付きましたが、発祥や、長く行われてきた事の意味は失われることは無いので、そのような事について、理解を深めて頂けたらいいな・・・と思いながら、お話を進めさせて頂きました。

時代と共に、これからもどんどん変化していくことでしょうけども、意味を意識しながら、そういう変化にも順応していきたいものです。

講義の時間は眠くならないかと少し心配しましたが、お休みの方も少なく、まじめに一生懸命耳を傾けて下さっていたように思います。

私自身も、留まることなく、ゆっくりでも好奇心を持って進んでいきたいと思います。