着物と茶道 日本の文化ブログ

月別アーカイブ: 2024年8月

茶道稽古8月(3回目)

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軸  【江上数峰青】

花  秋海棠 駒つなぎ 金水引

菓子 夏木立(香月製)

稽古 初炭 薄茶平点前 茶箱付花月 濃茶付花月

今朝、6時頃から、かなりの雷雨で、涼しい日を過ごせるのかな・・・と思っていましたが、何のその。
喉元過ぎれば熱さを忘れる、の如くにといいましょうか、ぐんぐん気温は上昇し、今日も暑い一日となりました。

皆さん、まだまだ浴衣が大活躍です。

手の手術の為に先月休まれていた方が、今日復帰。
まだ完治はしていない、という事でしたが、先輩方に交わって、二つの花月の稽古をする事が出来ました。

久しぶりに会って、一緒に準備やお稽古をすると楽しかったようで、暑い日でも涼しい所での時間の過ごし方の一つですね。

jounamagashi_220713_img004お菓子は、金玉で、涼やかなお菓子でした。

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お干菓子は、頂いた神戸のフォンテーヌブローのクッキーを使いました。

可愛い容器に入った、サクサクとしたお味でした。

茶道稽古8月2回目

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軸   【清流無間断】

花   宗旦槿

菓子  涼風

稽古  真の行 大円之草 後炭 長緒点前

 

 

 

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今日は、奥伝だけの稽古でした。

午前は、一番格式高い【真の行】です。

今はまだ一人稽古なので、私がお手本をしてから練習に入ります。

私がお手本をしている間に、愛猫アミは初めての人の膝に乗っていきました。
この頃、生徒さんの膝に乗る頻度が増えてきています。
クーラーが効いているので、彼女には少々冷えるようです。
ご自分の稽古前に、体重5キロの重さを実感して頂きました。

大切な稽古自体は、難しい点前なのですが、かなり出来上がってきていて頼もしい限りです。

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午後は、3人で【大円の草】の稽古をしました。

こちらも50分位は掛かる点前なので、集中力が途切れてしまいそうで、3人さんが終わったら、疲れた・・・という感じですが、よく頑張りました。

きものリメイク

今、島根県の施設で過ごしている97歳になった母が、元気な頃に、「ミシンは光子にあげる」と言い続けていたらしく、2年前に持って帰って来ました。

所が、和裁を習ってきた私は、手縫い作業でほとんどが間に合っていたもので、何十年もミシンを使ったことが無かく、いざミシンのカバーを開けてみても動かし方も分かりません。

そのうち、不定期での着物リメイク講座の募集があって、着物リメイクにも興味はありましたが、母のミシンを使えるようになりたい一心で受講してみました。

何とか、ミシンを動かせるようにはなりましたが、準備の為の取り扱いが分かりません。

この夏、妹が手術をする事になり、そのお見舞いと、母の面会、父のお墓参りを兼ねて帰省する際に妹にミシンを引き取って貰おうと思い、又、車に乗せて持ち帰りました。

ふと、妹が、元ミシン屋さんに知り合いがある事を思い出し、来て頂いて、指導を受けると、きちんと動くではないですか。

妹に引き取って貰うつもりのミシンが蘇り、私にも使えるようになり、とても嬉しい限りでした。

そのミシンが使えなくても、妹宅にあるミシンで、子供の時のようにお揃いのスカートを作ろう、と思って準備して帰った生地で、今夏数枚作る事が出来ました。

 

IMG_20240811_181614もう、着ないだろうと思った浴衣をほどいて、妹の分と2枚作れました。

只、ほどくだけでも、4時間も掛かりました。

着てみると、さすが浴衣地、凄く涼しいです。

お揃いのスカートで、母の面会に行って来ました。

 

 

IMG_20240811_181742随分前に、母の着物を貰い、私が茶道の稽古で散々着たせいで、膝が抜けていました。

上下半分に切り、下部だけ、巻きスカートのような感じで使ってはみましたが、あまり出番はなくしまっていました。

今回、その生地をほどいて、妹とお揃いのスカートを作ってみました。
生地的に弱っている個所も沢山あり、裏から補修をして、生地もつないで、そこにポケットを付ける事で誤魔化し、裏地も付けて出来上がりました。

母の着物をフルに生かすことが出来、喜びです。
冬にはくと暖かそうで楽しみです。

 

IMG_20240811_181524この着物は、頂いたものだったのですが、古いもので虫食い場所があったり、縫い目が切れてきたりして、着物として着る事は不可能になってきていましたが、柄は好きだし、処分する事も出来ない・・・と思っていました。
ほどいて、使えそうな所だけを集めてみたら、何とか、1枚分は作れそうです。

表生地と、胴裏を一所に洗ってみると、表生地から出た染料で、胴裏も染まり、丁度いい具合に裏地として使えるものになりました。

完成して、着用してみると、全体正絹だから、とても気持ちがいい事。
これは、蔦模様で秋柄だから、夏が終われば早速に着れそうだな・・・

下さった方に見せに行かなくては。楽しみです。

母のミシンを何とか使えるようになりたい一心で、又持て余していた着物たちも有効利用出来、理想にしていた、リメイクスカートが作れ、厳しい夏でしたが、有意義な夏休みを送っています。

 

 

 

茶道稽古8月1回

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軸   【清風】 竹画賛

花   桔梗 緋扇 矢筈芒

菓子  わらび餅(叶匠寿庵製)

稽古  初炭  茶箱付花月 濃茶付花月

 

 

連日の猛暑の為、今日は、1時間早めての稽古開始でした。

丁度今、パリオリンピックの開催中で、夜遅くまで見てしまって、浴衣が着れなかったことを後悔されている方もありましたが、私を含めての4人で、じっくりゆっくり花月の稽古をする事が出来ました。

事情でお休みをされた方もあったので、少人数でしたが、それだけにじっくりと稽古が出来ました。

花月は、人数が揃わないと出来ないのですが、理解が深まって来ている方もあるのでリードして貰いながら、新米さんも交わって、今日は、成果を感じられた日でした。

アミが、1か月に1回しか来れない方の膝にまっしぐらに乗っていき、下ろしても再度チャレンジするので、よほど気に入っているようです。
以前にも膝に乗ってくつろいでいた時があるので、覚えているようです。

何が基準判断なのでしょうか。

 

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お菓子は、菓子お守りのご利益あってか、叶匠寿庵の本わらび餅が頂けました。

お抹茶にはぴったりの、お口の中で、とろけるようなわらび餅でした。

また、美味しいお菓子を探したいものです。