着物と茶道 日本の文化ブログ

月別アーカイブ: 2024年9月

茶道稽古9月3回

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軸   【松無古今色 竹有上下節】

花   桔梗 水引草

菓子  猪名の月 (香月製)

稽古  盆香合 茶箱卯の花 入子点 茶杓荘 茶入れ荘 和巾

今日は、全員、10時に揃ってのお稽古開始でしたが、先日から、着付け教室に入会された方が、初めてご自分で浴衣を着て来られました。

今までは、着せて貰っていたので、イメージは十分に持たれてはいたのですが、1回浴衣のお稽古をしただけで、電車に乗って、我が家まで来られた事に、他の方達も絶賛で拍手喝采。
過去には、肩が痛くて着付けのお稽古を中断されていたので、今回はやり遂げる、との思いも強いようで、楽しみです。
お勤めの方は、夜疲れた体でのお稽古なので、リスクがありますが、お昼に稽古が出来るので、しっかり学べると思います。

頑張りましょうね。

今日は、皆さん、ばらばらのお稽古でしたが、ベテランさんばかりでしたので、スムーズに進める事が出来ました。

彼岸に入り、ようやく、秋らしい気候になってきて、今日は、格別にお抹茶も美味しく感じました。

着付け教室

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まだまだ暑い日々ですが、今日も、着付け教室には沢山の生徒さんがお稽古に参加して下さいました。

その中の一クラスでは、男児の練習でしたが、珍しい裃をご持参された方がありました。

中々見かける事はないので、参加者全員で仕上がりを見せて頂きました。

実際に、子供さんに着せると、もっとかっこよく見える事でしょう。

男児着付けも、結構難しいので、又、機会があったら行いましょうね。

安国寺でのお月見会

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今日は、中秋の名月でした。

昼間も快晴で、夕方から少し雲が出てきましたが、日が沈むと、山の稜線から月がくっきりと現れました。

安国寺さんのお月見会に何度か行かせて頂きましたが、今年は、最高のお月見でした。
池があると、おつきさんが映り、尚、風情があるのでしょうけども、これだけ綺麗なお月さんが見れたら、贅沢は言えません。

th副住職と娘さんがされている空手の型を見せて頂き、スカッとした気分になったところで、珍しい楽器【ハンマーダルシマー】というピアノの先祖と称されているそうな、楽器の演奏を聞かせて頂き、心洗われた気持ちになりました。
何曲演奏された事でしょう。
10曲近くはあったと思いますが、楽譜無しで、全て暗譜されているそうで、80弦を、両手に持つハンマーと呼ばれる撥で打って演奏される。
優しい音色で、お寺の雰囲気にピッタリの楽器でした。
因みに、ダルシマーの音色は、別名「流れ星の音色」とも称されているそうです。
流れ星を想像してみましたが、中々難しい音色、でも優しい音色なのです。

演奏者は、Miekoさんとおっしゃる私と同世代の方で、60の手習いで始めたと仰っていましたが、人生が変わった、とまで口にされていました。
おしゃべりも上手で、とても可愛らしい方でした。

機会があったら、又演奏を聴きたいな・・・とも思いました。

最後に、月見団子を頂いて、お寺からの夜景を楽しんで帰りました。

 

 

 

茶道稽古 9月(2回目)

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軸  【掬水月在手】

花  シュウメイギク 段菊 秋海棠

菓子  月ウサギ(香月製)

稽古  後炭 入子点 茶入荘 和巾

IMG_20240916_144834昨夕散歩をしておりましたら、葛の花を見つけました。

先日の講義で、いつも花が咲く前に刈り取られてしまう、という話をしたところでしたが、ついに刈り取られる前の姿に出会う事が出来ました。

よい香がするはずでしたが、何だかカメムシ臭い。
調べてみると、カメムシが好きな花らしい。
茶花にはなりそうにないので、玄関に飾って皆さんに見て貰う事にしました。
葛根湯等をはじめ、生薬にもなる植物なのに、力が強すぎるせいか、嫌がられてしまう植物、
私自身は、葛根湯をはじめ、葛のお菓子など大好きなので、沢山育って欲しいのですが、中々理想と現実がかみ合わない例えと同じなのでしょうか。
しかし、久しぶりに見た葛の花、暫く楽しみたいものです。

IMG_20240916_151149さて、今日の茶道稽古はお月見シリーズで取り揃えたものの、午前の方達だけで、午後からの方は、組紐作成の時間に変更致しました。
一人、体調不良で欠席となり、二人で、難しい八玉に挑戦、始めはどうなるものか、と思いましたが、何とか7時まで掛かりましたが、完成させることが出来ました。

お疲れ様でした。

二人とも、渋い色目ですが、綺麗に完成しました。

着付け教室

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今日の着付け教室は、先週に続き講義をしました。

紋様の続きと、模様付けについてと家紋についてです。

テキストに即して、持参したお茶道具と帯と着物を見て貰いながら、お話を進めて行きましたが、少しでも皆さんが紋様に興味を持って下さったら嬉しいのですが。

又、今日は、四人の新入会者の方があるので、私も絽の色無地と竹文様の絽の名古屋帯を結んで臨みました。
母の色無地を着て、帯も頂いた物ですが、丁度今日の日に相応しい着装になりました。

本来は単衣の時期ですが、今年は残暑が続き、いつまでも薄物着用が適しているという状況です。

そして、地味だけど、と思いながら着た着物も、写真で見ると、いつのまにやら似合ってきている事に自分自身の年齢を感じざるを得ません。

残暑の時期には、実技練習を避けて講義をさせて頂く予定で日程を組んでいますが、もうぼちぼち、涼しくなることを祈るばかりです。

茶道稽古 9月(1回目)

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軸  【秋風淅淅 秋水冷冷】

花  シュウメイギク 段菊 江戸萩

菓子 着せ綿(香月製)

稽古 入子点 初炭 お茶入れ荘 お茶杓荘 茶箱卯の花 茶箱花

9月になっても猛暑日が続いていますが、花は何とか、秋の花々が咲いて来ています。

春頃から、咲き始める江戸萩も、やはり秋になると萩らしい花を付けています。 シュウメイギクも、萩もこの秋初めて使いました。

jounamagashi_img0169月9日が、菊の節句なので、今日のお菓子は【着せ綿】にしました。 私自身が、この節句を楽しむべき年齢になって来ているわけですが、全く実感が湧きません。 やはりこういうのは、周りから、祝って貰って初めて感じる事なのでしょうね。

IMG_20240911_170624昨日は、私が茶道教室を始める時にお世話になった方の個展が池田駅ギャラリーであり見せて頂きました。

S__4489269元々、書道の先生なのですが、本のタイトルの如くさらった書いた絵に浮かんでくる句を添えて、額に納めておられます。

切り取った葦を筆にして書かれた絵や文字、非常に味わい深いものでした。

額もご主人様の手作りの物です。

今回、3冊目の本の発刊記念の個展だったそうですが、10年ぶりにお会いしましたが、お互い、年齢を重ねながらも元気に活動出来ている事が確認出来た次第でした。

丁度偶然にも、今日の茶掛けは、30年前にこの方に書いて頂いた軸を掛ける予定にしていたので、そんな話もお伝え出来、楽しい、鑑賞会でした。

着付け教室二学期開始

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夏休みが終わり、今日から二学期の開始となりました。

温暖化が進み、中々直ぐに着物を使ってのお稽古再開が難しい、と考え、2週続けての講義をする事に決めました。

今年は【文様について】、来週は、【家紋について】までお話を進めたいと考えております。

洋服と違って着物の場合は、文様を考えて着物と帯の組み合わせを選ばねばなりません。
その為には、文様についての意味や歴史の知識があるとより正確に、又楽しく選ぶことが出来ます。

朝昼夜の部の中で一番生徒さんの人数が少ない夜クラスでは、動き回って並べた着物や帯を近くで確認する事が出来ました。

又、茶道具の裂地を回すと、1枚々々丁寧に観察されていました。

来週も又、講義を楽しんで下さいね。

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